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石川遼、歴代最多4勝目へ1打差2位に浮上「ベストパフォーマンスに近いかな」トップ金谷拓実と最終日に直接対決【三井住友VISA太平洋マスターズ】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月9日 17時3分

TBS NEWS DIG


■男子ゴルフ・三井住友VISA太平洋マスターズ 第3日(9日、静岡県・太平洋クラブ 御殿場コース、7262ヤード、パー70)

昨年より2387人多い10048人のギャラリーが詰めかけた大会3日目。多くのギャラリーを引き連れてのラウンドとなったのが、大会3勝の石川遼(33、CASIO)。首位と5打差の11位からスタートした石川は1番、セカンドショットをおよそ3mにつけバーディ発進。さらに3番でもバーディを奪った石川は4番パー3のティーショットをピンそばにつけ連続バーディ。この時点で首位に1打差まで迫った。

その後、7番をボギーとして順位を落とすも、11番、16番とセカンドショットをピンそばにつけバーディとすると、18番パー5では3打目をピタリと寄せ、ギャラリーからは喝采が巻き起こった。楽々バーディフィニッシュとした石川は、6バーディ、1ボギーの65をマークし通算8アンダー、2位タイに浮上。今大会のアンバサダーを務めるため、ホールアウト後にはギャラリーとの交流イベントを行った。

石川は「すごくいいラウンドできましたし、修正したいところだったり、もう少し良くしたいなっていうところも徐々にできてるのかな」と振り返り、好調なパッティングについても「ほぼほぼベストパフォーマンスに近いかな」と満足げな様子。さらに「本当にこの位置で最終日迎えられるっていうことは、このうえなく幸せなことだと思うので、まずはそこを楽しみながら、あとはやっぱり気を抜かずにさらに自分の中でよくできることを良くしていきたい」と歴代最多4度目の優勝、そして節目のツアー20勝目をかけての思いを語った。

石川に1打差をつけ首位に立つのは金谷拓実(26、Yogibo)。3バーディ、2ボギーの69、通算9アンダーで3日目を終えた。2019年にアマチュア制覇を果たしている金谷がプロでも優勝となれば、倉本昌弘、松山英樹に次ぐ3人目の同一大会アマ・プロ制覇者となる。

最終日、石川と金谷が最終組で激突する。


【三井住友VISA太平洋マスターズ第3日】
1位 ー9 金谷拓実
2位 ー8 石川遼、佐藤大平
4位 ー5 今平周吾、小西貴紀、他3名
9位 ー6 谷原秀人

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