ウクライナ侵攻「新たな緊張段階に入った」ロシア大統領報道官 アメリカが長距離兵器での攻撃容認報道受け
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月18日 20時47分
アメリカのバイデン大統領がウクライナに対し射程の長いミサイルでのロシア領内への攻撃を認めたと報じられたことについて、ロシア大統領報道官は「新たな緊張段階に入った」と批判しました。
ロシアのペスコフ大統領報道官は18日、今回の報道について「実際に決定されたのなら、ウクライナ紛争をめぐるアメリカの関与の度合いと緊張が新たな段階に入ったことを意味する」と指摘。「まもなく退くバイデン政権が火に油を注いでいる」と批判しました。
プーチン大統領はことし9月、長距離ミサイルでの攻撃はNATO=北大西洋条約機構の軍人の協力なくしてできないと指摘。「攻撃を容認すれば、NATOがウクライナでの紛争に直接参加してロシアと戦うことになり、紛争の本質を変える」と述べていました。
また、ロシア下院のスルツキー外交委員長は17日、今回の報道について「深刻な結果を招く緊張激化につながることは避けられない」とし、バイデン氏について「“血塗られたジョー”として歴史に名を残すことを決断したようだ」と非難しました。
こうした中、ウクライナ非常事態庁によりますと、北東部スーミで17日夜、ロシア軍によるミサイル攻撃があり、子ども2人を含む11人が死亡、89人が負傷しました。
ゼレンスキー大統領はSNSで、「無実の人々を殺した犯罪者は罰されなければならない」と非難しています。
これに先立ち、ロシア軍はウクライナ全土にミサイルおよそ120発やドローン90機による大規模な攻撃を行うなど、ロシア側が攻勢を強めています。
この記事に関連するニュース
-
ロシア「新たな緊張段階」と警告、 米の長射程攻撃容認報道で
ロイター / 2024年11月18日 20時30分
-
紛争「新たな緊張段階に」 ロシア大統領報道官
共同通信 / 2024年11月18日 20時8分
-
なぜ今さら長射程ミサイル解禁なのか、ウクライナ戦争をめぐるバイデン最後の賭け
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月18日 15時34分
-
バイデン大統領、ウクライナに“露領内への長距離ミサイル攻撃”容認 米報道
日テレNEWS NNN / 2024年11月18日 12時5分
-
北朝鮮派兵、NATOが確認 参戦なら米は兵器使用に新制限課さず
ロイター / 2024年10月29日 8時55分
ランキング
-
1ケネディ氏のワクチン見解は危険、いとこのキャロライン氏が懸念
ロイター / 2024年11月18日 14時49分
-
2「報復社会」検索が急増 中国で相次ぐ“無差別殺傷事件” 江蘇省の専門学校で21歳男が刃物で切りつけ 8人死亡17人けが
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月18日 18時41分
-
3APECの集合写真で後列のバイデン氏に米紙「スーパーレームダック」 習氏は前列中央
産経ニュース / 2024年11月18日 14時54分
-
4アメリカの歴史に名を残す「トランプはこの100年で最も力強い政治家に」地滑り的勝利には理由がある
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月18日 17時18分
-
5ウクライナ軍は「突撃部隊」 北朝鮮の金氏、欧米非難
AFPBB News / 2024年11月18日 17時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください