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手塚治虫の名作『W3』HiHi Jets井上瑞稀、平間壮一、成河をはじめ豪華俳優陣で2025年に舞台化決定! 井上瑞稀「お客様が、ポジティブな気持ちになれるような作品を目指して精いっぱい頑張りたい」

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月3日 4時0分

TBS NEWS DIG

手塚治虫さんが生み出した普遍的な物語『W3 ワンダースリー』が、誕生から60周年を迎える2025年に、舞台化することが決定しました。

原作「W3(ワンダースリー)」は、1965年~1966年まで「週刊少年サンデー」に連載された漫画で、手塚治虫さんの目を通して、地球の偵察に来た3人の宇宙人たちと少年・星真一が、未来のためにできることは何かを考えさせてくれる作品。

虫プロ初のテレビオリジナル作品としてテレビアニメ版も放送され、キャラクター一人に対し、専属担当がつくハリウッド方式で制作されたことでも知られています。テレビアニメ版は全52回を放送し、当時の子どもたちはみな夢中になりました。

主人公・星真一役に、アイドルグループ“HiHi Jets”の井上瑞稀さん。主人公の兄・星光一役には、『無伴奏ソナタ -The Musical-』や『IN THE HEIGHTS』など話題作への出演が続く平間壮一さん。そして、ランプ少佐役は、変幻自在な演技力で他を凌駕する成河さんなど、豪華俳優陣が顔を揃えました。

出演者からコメントが寄せられています。

【 井上瑞稀さん コメント 】
僕は今回初めて手塚さんの作品を読ませていただいたのですが、ここから深堀りし、漫画という歴史にも触れながら、作品について勉強して頑張っていきたいと思います。
歌もある中で、演出のウォーリー(木下)さんには以前初めてご一緒したときに勉強になるお話をたくさんしていただいたので、この作品でさらに僕自身の成長につながる機会になればいいなと思っています。
来てくださったお客様が、ポジティブな気持ちになれるような作品を目指して精いっぱい頑張りたいと思います。


【 平間壮一さん コメント 】
今回お兄さんの役を演じさせていただくということで、自分にとってチャレンジでもありますので、大切に演じさせていただきたいと思っています。演出のウォーリーさんとは念願叶って初めてご一緒するので、新しい平間壮一の引き出しを開けていただけるのを楽しみにしています。
手塚さんの作品は、キャラクターがとてもポップでかわいらしさがありながら、迷いがなく、キャラクターの意思がストレートに伝わってくる印象があります。また、全体を引きで見ると、一つ一つがアート作品のような複雑な絵をしていて、いろんな角度から命の大切さや平和への思いを伝えているんだなと感じています。
漫画原作の複雑な世界観を舞台でやるということで、手塚さんの作品が大好きな皆様の気持ちを大切に、自分なりの表現で「W3」をやっていきたいなと思っています。


【 成河さん コメント 】
中学生のころ、学校の図書室にあった手塚作品をみんなで読み漁ったことを覚えています。手塚さんの作品は、とても普遍的で、人間の業というか哲学といったものを間口広く楽しく味わえて、そして何より舞台との親和性が高いという印象があります。以前「アドルフに告ぐ」に出演したときもひしひしとそう感じました。
ランプは、手塚作品には悪役としていろんな作品に登場している役なのですが、悪役って演じていて楽しいので、今から楽しみにしています。
古い作品ではあるので、原作をご存じではない方もいらっしゃると思いますが、台本は「W3」の世界を現代(いま)によみがえらせる創意⼯夫がなされているということなので、皆様一緒に楽しんでいただければと思います。


脚本は、福田響志さん。演出は、東京2020パラリンピック開会式の演出でも世界的に注目を集めたウォーリー木下さん。音楽は、和田俊輔さん。豪華キャスト&スタッフで、日本が世界に誇るマンガの神様・手塚治虫さんの名作を舞台化します。

公演は、来年6月と7月に、東京と兵庫で行われる予定で、日程やチケット取扱い詳細については、後日発表する予定だということです。


【担当:芸能情報ステーション】

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