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【速報】農研機構が独自開発のイチゴ「桃薫」の苗をフリマアプリで無許可販売か 自宅などで苗を栽培… 12人を一斉摘発 種苗法違反などの疑い 警視庁

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月3日 9時41分

TBS NEWS DIG

国の研究機構が開発・品種登録したイチゴ「桃薫」の苗を無許可で販売したなどとして、警視庁が岐阜県の60代の男ら12人を一斉摘発したことがわかりました。

捜査関係者によりますと、種苗法違反などの疑いで逮捕されたのは、岐阜県の会社員・近藤信宏容疑者(64)と静岡県の無職の男(25)で、去年10月ごろ、「農業・食品産業技術総合研究機構」が開発・品種登録したイチゴ「桃薫」の苗を、複数回にわたってインターネット上のフリマアプリに出品して、販売した疑いなどがもたれています。

他にも男女10人が種苗法違反などの疑いで書類送検されました。

捜査関係者によりますと、男女12人は自宅などで栽培した苗を、1株およそ150円から1200円で販売していたということです。

今年2月、「桃薫」を開発した「農業・食品産業技術総合研究機構」が、ネット上で苗が売られていることを警視庁に相談していました。

「桃薫」は桃のような芳醇な香りが最大の特徴の見た目が白みがかった、いわゆる“ブランドいちご”で、2011年10月に農林水産省に品種登録されました。

種苗法では、品種登録された種や苗の開発者の権利保護のため、無許可の譲渡などを禁止していますが、フリマアプリなどでは自家栽培で増やされた種や苗が、違法販売されるケースが相次いでいます。

警視庁は、「無許可で登録品種の種苗を販売することは、開発者の権利を侵害する悪質な行為で法律違反になり、海外流出にも繋がりかねない」と注意を呼びかけています。

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