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ヤクルト・ドラ1中村優斗、憧れは“石川雅規”「投げる球の速さは誰にも負けない」1年目から一軍定着目指す【新入団選手発表会】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月4日 17時16分

TBS NEWS DIG

ヤクルトは4日、都内で今秋ドラフトで指名した新入団選手の発表会見を行い、ドラフト1位の愛知工業大・中村優斗(21)、ドラフト2位の豊川高・モイセエフ・ニキータら全9選手が出席した。

即戦力投手として期待されるドラフト1位、中村は背番号「15」のユニフォームを身にまとうと「初めてスワローズのユニフォームを着てみてもう本当にプロ野球選手になったという実感も湧きましたし、もう早く来年から神宮球場でスワローズの戦力として投げたいなという思いです」と力強く話した。

髙津臣吾監督(56)からは「今の気持ちを大切にして長い野球人生、素晴らしいプロ野球生活にしてほしい」と激励の一言。続けて「期待することしかないです。選手は多少の不安も抱えてプロの世界に飛び込んできたかもしれないですけど、もう1回頂点目指してやっていくわけですから一員として本当に頑張って欲しいなと大きな期待を抱いております」と選手らに大きな期待を寄せた。

憧れている選手を問われると、球界最年長投手である「石川雅規投手(44、ヤクルト)」と答えた中村。「石川投手は長くプロ野球で活躍されていて、本当に誰もが知ってるピッチャーだと思うので、石川投手に実際会ってみたら、長くプロ野球の世界でやる秘訣だったり投球術っていう部分も聞けたらいいなと思います」と入団1年目から23年連続勝利を達成し通算200勝まで14勝と迫る石川へ学びの姿勢を見せた。

今季チームは2年連続5位と低迷し、先発陣に今季規定投球回、二桁勝利に到達した投手はいなかった。「投げる球の速さっていうのは誰にも負けない」と自身で話す中村は「自分の持ち味は真っ直ぐの強さと変化球のキレ。そこを十分にアピールして開幕1軍からしっかり投げれるように頑張っていきたい」と自身のアピールポイントについて話し開幕へ向け意気込んだ。

目標として掲げ、色紙に書いたのは“一軍定着”の文字。中村は「これから長いプロ野球生活が始まるんですけど、まず1年目しっかり開幕1軍を掴み取って、1軍定着できていけば」と1年目からの活躍を誓った。

■中村優斗(なかむら ゆうと)
2003年2月8日生まれ21歳。身長176㎝・体重85㎏ 長崎県出身。
諫早農高~愛知工業大~2024年ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズからドラフト1位で指名。ストレートは最速160㎞を誇る。侍ジャパントップチームにも選出された右腕。
 

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