日本の小中学生 理数科目の習熟度は世界トップレベル 一方で苦手意識は高まる 4年ぶりの国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2023)
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月4日 18時2分
算数・数学と理科の習熟度を調べる国際調査で、日本の小中学生が高い水準を維持していることが分かりました。
この調査はIEA=国際教育到達度評価学会が4年に一度行っているもので、先進国と途上国あわせて65の国と地域が参加して行われました。
それによりますと、小学4年と中学2年を対象に去年実施した算数・数学と理科の知識や習熟度を調べる調査で、日本の平均点は、▼小学4年の算数が58か国中5位、理科が6位。▼中学2年の数学が44か国中4位、理科が3位と、高い水準を維持しています。
一方、「算数・数学、理科は苦手だ」と答えた小中学生の割合は前回調査が行われた2019年から増加。特に小学4年の算数では44.3%と、およそ8.8ポイント増えました。
また、調査では小中学生いずれも男子より女子のほうが理数教科への苦手意識が高いことも分かりました。
文科省の担当者は「理数科目への苦手意識については重く受け止めたい。子どもたち自身が主体となって課題を見つけ、解決できるよう促していく“探求型”の指導方法を探り、苦手意識をなくしていきたい」とコメントしています。
この記事に関連するニュース
-
小中の数学・理科国際調査、男子平均点が全教科で女子を上回る 「苦手意識」原因か
産経ニュース / 2024年12月4日 20時30分
-
日本の小4・中2の理数学力 世界トップ級維持も理科は得点低下、小4は6位に 国際調査
産経ニュース / 2024年12月4日 20時2分
-
世界の小中学生の理数学力調査、日本は算数・数学で5位以内も小学理科は6位にダウン
読売新聞 / 2024年12月4日 19時57分
-
小中理数、高水準を維持=理科で得点低下「問題視不要」―トップはシンガポール・23年国際調査
時事通信 / 2024年12月4日 18時26分
-
トップ水準維持も理科が低下 小4と中2、理数学力の国際調査
共同通信 / 2024年12月4日 18時19分
ランキング
-
1韓国で44年ぶり「非常戒厳」→解除 福岡で不安の声「きょうしか行けない」「家があるので」
FBS福岡放送ニュース / 2024年12月4日 18時6分
-
2韓国戒厳令、情報源はYouTubeやBBC...日本メディアの扱い少なすぎに嘆きの声
J-CASTニュース / 2024年12月4日 14時36分
-
3参院政倫審、23人が非公開希望=野党「非常に遺憾」
時事通信 / 2024年12月4日 20時1分
-
4「死の砂漠」230haを緑地と農場に…中村哲さん殺害から5年、現地住民の感謝は消えず
読売新聞 / 2024年12月4日 9時45分
-
5地位協定改定、同盟持続性から検討=石破首相「党で議論し成案得る」―参院代表質問
時事通信 / 2024年12月4日 17時57分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください