韓国・ユン大統領の弾劾訴追案「可決」職務権限は停止へ 今後 憲法裁判所が罷免すべきかを判断 賛成204票 反対85票 棄権3票 無効8票
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月14日 17時43分
韓国の国会はさきほど、尹錫悦大統領に対する弾劾訴追案を可決しました。大統領の権限は停止され、今後、憲法裁判所が罷免すべきかを判断することになります。ソウルから中継です。
非常戒厳宣言によって軍が突入してきた韓国国会が出した結論は、尹大統領の弾劾でした。
国会議長
「可決したことを宣言する」
7日に最初の弾劾訴追案の採決が行われようとした時は、与党「国民の力」のほとんどの議員が退席。採決不成立で廃案となりました。
しかし今回、与党が反対という党としての結論は変えなかったものの、本会議に参加したことで採決が成立。賛成204票、反対85票、棄権3票、無効8票で可決となりました。賛成に回った与党議員が出たとみられます。
可決により、尹氏の大統領としての権限は、停止され、憲法裁判所が国会の議決書を受け付けてから180日以内に罷免すべきかを判断することになります。
尹氏は国民向けの談話で「弾劾に堂々と立ち向かう」としていて、今後は法廷で非常戒厳宣言の正当性などを訴え、争っていくとみられます。
また、非常戒厳宣言をめぐっては警察や検察が内乱などの疑いで強制捜査も進めていますが、内乱罪は現職大統領の不訴追特権の例外となっているため、尹大統領に対する捜査の行方も今後、注目されます。
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