西日本でも雪や雨が強まるおそれ 積雪増加や土砂災害に注意、警戒 関東は空気の乾燥続く

TBS NEWS DIG

冬らしい天気、寒さが続いています。日本海には寒気に伴う筋状の雲が広がっていて、日本海側の山沿いを中心に積雪がどんどん増えています。青森の酸ケ湯ではきのう、全国で今季初めて2メートルを超え、青森や秋田など市街地でも平年の3倍～4倍以上の雪が積もっています。屋根から落ちてくる雪や除雪作業中の事故などご注意ください。

きょうは、雪や雨の強まるエリアに変化が出てきそうです。午前中は北陸から北の日本海側を中心に雪や雨が断続的に降り、北陸では強まる所もあるでしょう。北陸の平地は雨主体になりますが、これまでの雨で土砂災害の危険が高まっている所があります。少しの雨でも警戒してください。

北陸から北は、午後になると雪や雨が弱まってきますが、西日本では夜になると雪や雨の範囲が広がりそうです。雪や雨の強まる所があり、風も強まるおそれがあります。

中国地方は山沿いを中心に大雪になり、沿岸部では雨の量が多くなるかもしれません。ご注意ください。

一方、太平洋側は広く晴れて、空気の乾燥が進みそうです。東京は乾燥注意報がきょうで12日連続で発表されていて、きょうも湿度が25％くらいまで下がる見込みです。火の取り扱いにご注意ください。

最高気温は、きのうと同じくらいのところが多く、関東から西は13℃前後の予想です。東京都心も13℃になるでしょう。北海道は昼間でも0℃未満のところが多く、札幌は3日連続で真冬日になりそうです。