【京本政樹】バブル時代は「浴衣姿に下駄履きで“ベンツ”に乗って」現場へ 「共演者からディスコに誘ってもらえなかった」理由明かす
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月21日 17時53分
俳優・歌手の京本政樹さんが、60歳前後の大人層を元気にするべく2022年に誕生した新メディア「bjbCOLLECTION2024」に出席。【100年時代やるしかねぇ】スペシャルトークショーを行いました。
イベント名「bjb」は、バブル【b】期を経験した皆様も“じいじ【j】・ばあば【b】”になる、という意味。「人生100年時代をどう生きるのか」をテーマに、バブル時代を生き抜いてきたbjb世代が、さまざまな同世代の生き方に触れたり、自らの美・健康・仕事・趣味などを語ったり披露したりする、いわば “大人の文化祭” です。
京本さんが登場するやいなや、客席からは止まらない黄色い声援が。“アイドルになったみたい”と笑顔を見せる京本さんは、“皆さんの前に出てきてトークするのって久しぶり。トークショーは僕の記憶では結構前...”と明かしました。
京本さんは、昭和34年1月生まれの65歳。“時代劇をやってきたせいで「人生五十年」って考え方がわりと普通。僕は65歳で、年が明けたら66歳。それよりも70代にいよいよ一歩手が届くかって時に、さあ僕は皆さん、どんな話をしてますかね?(笑)”と、早くも70代を見据えた様子。
デビュー当時を振り返った京本さんは、“中学生の頃「新御三家」が流行ったけど、僕はシンガーソングライターになりたかった。井上陽水さん、小椋佳さんの曲を聴いている内に歌を書くことにのめり込んでいった。それを「世の中に出したい」って、まだ芸能界デビューしてないのにそんな夢を見てる少年が、ドラマに入れられた。大きなキッカケは、大河ドラマとか時代劇で「カツラが似合う男の子」ってたまたまなっていったこと。シンガーソングライターとして頑張りたいって一生懸命歌を書いてる僕は、違うものに引っ張られていった”と、当時を回顧しました。
バブル時代を振り返ると、“(バブル直前は)僕自身としては必死こいてる時期。撮影のために京都の民宿、小さい3畳の部屋にギターを置いて。ベッドで寝ながら曲を作ってた。世の中がバブルに入る時は、「必殺(仕事人)」の撮影を終えて東京に拠点を移して、現代劇やバラエティに呼んでもらって、事務所も立ち上げて。必殺が当たったために「必殺のイメージを覆さないといけない」と奮闘してる時期だった”と、バブルとは縁遠かったと明かしながらも、現場には「ベンツ」に乗って行っていたそう。
京本さんは、“浴衣姿に下駄履きで。だから一切寄り道ないんですよ。メイクを落としながら鏡越しに、出演者の人が「今日行かない?」とかって聞いてて。共演者の皆さんはご飯行ったりディスコ行ったりしてたんだけど、俺には誘ってもらえない理由があるんですよ(笑)”と、常に浴衣姿でいたために「バブルの夜」には誘われなかったことを明かしました。
最後に京本さんは、“昨今、ちょっと時代劇が復活の兆しがあるじゃないですか。あれは大事にしたいですね。そこを大事にするためにも頑張んなきゃな。”と、まだまだ時代劇に挑戦する意欲を見せました。
【担当:芸能情報ステーション】
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