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【鹿島アントラーズ】“ボラン知念”「様々です」 優秀選手賞の知念慶、鈴木優磨、濃野公人が今シーズンを振り返る

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月24日 17時0分

TBS NEWS DIG

今シーズン、J1を5位で終えた鹿島アントラーズのFW知念慶(29)、FW鈴木優磨(28)、DF濃野公人(22)がJリーグアウォーズ(10日)で優秀選手賞を受賞。3人が「KICK OFF! J」の齋藤慎太郎アナウンサー、御手洗菜々アナウンサーの取材に応じ、今シーズンを振り返った。

齋藤アナ:鹿島アントラーズ一年をハッシュタグで振り返って…

鈴木優磨選手:「知念慶」でいいんじゃない?(笑)

濃野公人選手:「ボラン知念」で。鹿島の「ボラン知念」。

齋藤アナ:ありますか、鈴木選手?

鈴木選手:知念慶のボランチ、コンバートしか考えられない。

知念選手:もう「ボラン知念」で大丈夫です(笑)

3人:今年のハッシュタグは「ボラン知念」です。

今シーズン、川崎フロンターレから鹿島アントラーズに移籍した知念慶。ポポヴィッチ監督の元、フォワードからボランチにコンバートした。33試合に出場し、タックル数&デュエル勝利総数ではJ1リーグで1位となるなど、鹿島の中盤を支えた。

齋藤アナ:それだけ印象的でしたか?

鈴木選手:非常に目覚ましい活躍だったと思います。

濃野選手:知念君がいてくれたおかげでアントラーズの勝利を重ねられたと思うので、知念君、様々です。

知念選手:いやもう2人の活躍があったからこそ、今の順位で終われたと思うので…

齋藤アナ:フォワードからボランチのコンバート、アジャストするのに時間はかかりましたか?

知念選手:最初は緊張していたし、時間はかかったと思います。徐々にシーズンが進むにつれて、掴んでいきました。

齋藤アナ:鈴木選手は自己最多の15ゴールでしたが、どんなシーズンでしたか?

鈴木選手:いっぱいゴール入ってくれました。(笑)

齋藤アナ:「禊」の件ですけれども、最終的には37節のセレッソ大阪戦のゴールが11月・12月度月間ベストゴールになりましたが?

鈴木選手:非常に反響があって僕も味を占めてしまいました。ファンが盛り上がっている時に言ってしまったので、スべってしまいましたが…(笑)

鈴木は36節の名古屋戦で相手ファールに対する報復行為でレッドカードを受け、次戦の京都戦を欠場するも、37節のセレッソ大阪戦・38節の町田戦で、それぞれ1ゴールを決める活躍。フラッシュインタビューでは「退場して非常に反省しましたし、今日点を取って勝たせたら『禊』が終わりだと思っていたので、やっと『禊』が終わったと、はっきり言えます。『禊』は終了しました」と語ったことが話題となった。

齋藤アナ:シーズンを通して手応えはありましたか?

鈴木選手:ちょっとずつ上に近づいてきているかなと思います。あとちょっとで掴めるところまで来ていると思います。師岡(柊生、24・FW)とも組む回数が増えて、チームとしても良くなっていますけど、何と言っても知念君のボール回収が凄かったなと思います。本人はデュエル勝利総数ランキングで札幌の岡村大八選手が迫って来ているのを気にしていたので(笑)

知念選手:気にしていない(笑) お前が言っていただけだろ(笑)

齋藤アナ:意識はしていたんですか?

知念選手:していました。Jリーグさんがスタッツを出してくれるので。

鈴木選手:最終節を見てもらえれば分かるんですけど、トラップとかわざと大きくして、わざとデュエルになるように、あえて持ち込んでいました。

知念選手:嘘なんですよ(笑)いつも言っているんですよ(笑)シンプルに下手なだけです。

齋藤アナ:そして濃野選手、飛躍の年になりましたけど、得点も重ねましたけどシーズン前は予想していましたか?

濃野は今シーズンから関西学院大学から鹿島に加入。リーグ戦31試合に出場し、サイドバックながら9ゴール。チームの中心選手として活躍した。

濃野選手:想像していなかったです。

齋藤アナ:鈴木選手とかは、濃野選手とのコンビネーションの動きもあると思いますが、シーズンを通して強みになった印象はありますか?

鈴木選手:本当にゴールを重ねるにつれて自信も増してきて、すごい僕を呼ぶ声も大きくなってきて、試合中にパスを出さなかったら、普通にブチギレされます。(笑)

濃野選手:そんなことないです(笑)

鈴木選手:来年はもっとひどくなると思います(笑)

御手洗アナ:来シーズンはどんなシーズンにしたいですか?

鈴木選手:来年は今年なんとかチームが繋げた部分を進化させて、ファンがタイト
ルを待ち望んでいると思うので、必ずリーグタイトルを獲れるように頑張りたいと思います。優勝するチームはフォワードが20点とる選手がいるので、20点を目指して頑張ります。

【2024シーズンデュエル勝利総数】 ※Jリーグ公式より
1位 知念慶(鹿島) 138回
2位 岡村大八(札幌) 118回

■知念慶
1995年3月17日生まれ、29歳 沖縄県出身 身長177cm・73kg
今シーズン33試合3ゴール

■鈴木優磨
1996年4月26日生まれ、28歳 千葉県出身 身長182cm・75kg
今シーズン36試合15ゴール

■濃野公人
2002年3月26日生まれ、22歳 福岡県出身 身長179cm・67kg
今シーズン31試合9ゴール

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