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「使えねえなお前は」と暴言や足を踏む、腕をつねるパワハラ日常的に繰り返す 「場を和ませるためだった」埼玉県警の男性警部に停職1か月の懲戒処分

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月25日 17時28分

TBS NEWS DIG

埼玉県警の男性警部が「使えねえなお前は」と部下に暴言を吐いたり、足を踏みつけたりするなど、日常的にパワハラを繰り返したとして、停職1か月の懲戒処分を受けました。

停職1か月の懲戒処分を受けたのは、埼玉県警で暴力団などの捜査を行う組織犯罪対策第一課の課長補佐の男性警部(49)です。

埼玉県警によりますと、男性警部は、今年4月ごろから10月下旬までの間、部下の男性警部補(40代)に対し、「使えねえなお前は」と暴言を吐いたり、足を踏みつけたりするなどのパワハラを日常的に行っていたということです。

また、腕をつねるなどもしていたということで、部下の男性の腕には、あざがあったということです。

今年10月下旬、男性警部によるパワハラを知った警察官が上司に相談し、発覚したということで、聞き取りに対して男性警部は「カッとなってやってしまった」「ちょっかいを出して場を和ませるつもりだった」と話しているということです。

男性警部はきょう付で依願退職するということで、埼玉県警の三浦孝一首席監察官は「警部という階級にある者の職責に対する自覚を、なお一層促すなど指導教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」などとコメントしています。

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