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グランメゾン・パリ “裏の主役”!?アジア人初パリの三つ星シェフが伝えたい思いとは【THE TIME,】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月31日 8時0分

TBS NEWS DIG

今月30日に公開される映画「グランメゾン・パリ」の出演者が撮影のために
フランス料理を学んだという、小林圭シェフのお店を取材しました。

アジア人初の三つ星シェフが映画の料理を監修

小林シェフに会うために訪れたのは、
虎ノ門ヒルズステーションタワーの「KEI Collection PARIS」。
最上階の49階にあり、富士山ものぞめるフレンチレストランです。

小林圭シェフはフレンチの本場・パリで、『アジア人初の三つ星獲得』という
快挙を成し遂げたシェフ。
パリの「Restaurant KEI」以外に、日本国内にもKEIブランドのお店を5店展開していて、
東京のレストランはミシュランガイドに去年新設された
「セレクテッドレストラン」というカテゴリーに掲載されています。

今回小林シェフは映画「グランメゾン・パリ」に登場するすべての料理を監修。
映画のために考えたものや、過去に「Restaurant Kei」で出していた一品など、
20~30のメニューを提案したといいます。

映画に登場する「Restaurant KEI」のメニューをオマージュした料理は、
来月日本のKEIブランドのレストラン4店舗に期間限定で登場予定。
パリの「Restaurant KEI」の味を楽しむことが出来るかもしれません。

さらに料理の監修だけでなく、料理の作り方も出演者にレクチャー。

Restaurant KEI 小林圭シェフ:
「本当にみんなまじめだった。覚えるんだ、今日しかないんだという」

出演者にレクチャーした久保雅嗣シェフ:
「素人の方がされるとぎこちない感じが伝わってくるが、
 役柄で本当に料理人っぽい仕草をされるなど素晴らしいなと思った」

小林シェフはレストランがドラマや映画の舞台になることについてこう語ってくれました。

Restaurant KEI 小林圭シェフ:
「いくらレストランで働いて一生懸命作ってても料理人に発信力はない」
「レストランというものはいいものだよ、ということを伝えてくれるだけでも、
 自分たちにとってはすごくメリットあるしこの職業に興味を持ってもらえる」

フレンチの料理人になったきっかけは「コックコート」

そんな小林シェフ、実は父親が和食の料理人。
なぜフレンチを目指したのか訪ねると、意外な答えが…

Restaurant KEI 小林圭シェフ:
「フランス料理食べて始まっているわけじゃなく、きっかけはコックコート」
「テレビで見て、ボタンが小さくて、白でかっこいいな、やろうかなと思った」

15歳で料理の道へ。
21歳で単身フランスに渡り、33歳で店を持ち、42歳で三つ星を獲得。
以来、2020年から2024年まで5年連続で三つ星を獲り続けています。

世界一難しいといわれる、美食の街・パリでの三つ星を、
実際に成し遂げた小林シェフが映画に込めた思いは…

Restaurant KEI 小林圭シェフ:
「伝えたかったのは、あくまでも日本人がフランス料理を作っているので
 どれだけリスペクトを持つかということ」
「元々フランス料理を作ったのはフランス人だから、そこはあくまでも
 やらせてもらってるということをいつでも思っています」

(THE TIME,2024年12月27日放送より)

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