1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

ガザで幼児の凍死が相次ぎ7人死亡 「毛布がまったくない」テントでの避難生活強いられる市民からは悲痛な声

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月31日 11時8分

TBS NEWS DIG

イスラエル軍が侵攻を続けるパレスチナ自治区ガザで幼児の凍死が相次ぎ、これまでに7人が死亡しました。

中東アルジャジーラによりますと、ガザ保健当局は30日、ここ1週間ほどで幼児の低体温症が相次ぎ、これまでに7人が死亡したと明らかにしました。

ガザでは物資が不足していて、テントでの避難生活を強いられている人たちは暖房器具や毛布などが不足しているということです。

凍死で子どもをなくした父親
「毛布がまったくありません。一晩中震えながら、私が寝るときに使う毛布を子どもにかけていましたが、息子は死んでいきました」

ガザでは今後さらに気温の低下が見込まれていて、危機的な人道状況のなか、凍死による犠牲者の増加が懸念されています。

こうしたなか、イスラエル軍はガザ北部の病院で相次いで軍事作戦を続けていて、29日にはガザ市にあるワファ病院を攻撃しました。これにより、少なくとも7人が死亡したということですが、イスラエル軍はイスラム組織ハマスの司令部として使われていたなどと主張しています。

イスラエル軍は今月27日にも別の病院を攻撃していて、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は「ガザの病院が再び戦場になっている」などとして、イスラエルに病院を標的とした攻撃を停止するよう呼びかけました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください