「大谷翔平よりも俺の方が速い」通算319盗塁の張本勲さん ソフトバンク・王貞治会長は大谷に大あっぱれ ！

TBS NEWS DIG

張本勲さん（84）と王貞治さん（84）、同学年レジェンドが1月5日の「サンデーモーニング」に出演し、2年ぶりの共演が実現！スタジオでは「喝」「あっぱれ」の元気な声が響き渡った。

去年は腰痛などのアクシデントが続いて一度も番組出演が叶わなかった張本さんは、気心の知れている王会長との共演にハイテンション。

放送前の控室では「俺も人に負けない練習をしていたつもりだけど、ワンちゃん（王会長）は別格だったよ。とにかくよく走る。あと、バッティングはもちろん凄いんだけど、一塁守備の捕球が日本一上手かったね。もっと守備も評価されて良いと思うよ」と王さんをベタ褒め。

これには王さんも「ハリやん（張本さん）に守備の事を言って貰えるのは嬉しいね」と喜びの表情を見せた。

和やかな雰囲気の控室だったが、打ち合わせで去年両リーグで3割バッターが3人しかいない話題になると「打者に喝を入れるかも知れんぞ」と張本さんの表情が一変。「去年の最多勝投手が15勝？20勝が一人もいないのに投高打低？もっと練習して勉強しないと。4打席回って来る間に何とかして貰いたいわな」と厳しい口調で苦言を呈した。

そして終始穏やかな表情を見せていた王さんも、大谷翔平の打撃フォームを見せた途端に雰囲気が一変。「打った時の姿勢を三塁側から見ると『人』の文字になっているでしょ？良い捉え方をしている証拠だね」と現役時代さながらの鋭い眼光を見せた。

“50（本塁打）-50（盗塁）”という大谷の偉業に対して大あっぱれをあげた二人だが、控室では通算319盗塁と意外にも俊足だった張本さんが「（現役時代は）大谷より俺の方が足が速かった」と爆弾発言。それに対し王さんも「あの頃、盗塁記録がもっと騒がれていたら、ハリやんも50-50できたかも」と絶賛した。

時間が許す限り、野球談議に花を咲かせた二人。

放送終了後、王さんは「出演の声を掛けて貰えるだけで背筋が伸びる。出して頂けるなら来年も出ますよ」と早くも2026年へ向けて宣言。張本さんも「また2人で出たいから元気で頑張る」とまだまだ現役の84歳、1年後の再会を誓い合った。