小川彩佳キャスター100m激走「大歓声が鳴り響くと思うと後押しになりますね、これは」東京2025世界陸上の舞台を高橋尚子キャスターと体感取材
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月6日 22時23分
“東京2025世界陸上”が今年、9月に開幕する。日本では07年の大阪大会以来18年ぶり3回目の“世界陸上”開催となる。その舞台に番組キャスター・高橋尚子(シドニー五輪女子マラソン金メダリスト)、小川彩佳キャスター、藤森祥平キャスターの3人が開幕を待ちきれず、イチ早くアスリートの見る景色やスゴさを体感する取材に臨んだ。
まさかの名シーン再現からスタート
国立競技場に帰ってくるのは34年ぶりで、長嶋茂雄さんが100mを世界新記録(9秒86)で優勝したカール・ルイスに「ヘイ、カール!」と声をかけた1991年大会以来となる。
意気上がる高橋キャスターは入り口前でさっそくの臨戦態勢に…
高橋尚子:
ということで…
藤森祥平:
サングラスだ!まさか、これは…
高橋:
さぁ、みなさん、行きますよ。さぁ、行きましょう(サングラスを投げ捨てる)
藤森:
シドニーの伝説が!
※シドニーの伝説…00年シドニーオリンピック™女子マラソンで高橋尚子選手が終盤“サングラスを投げ捨てた”後、ラストスパートを敢行し見事優勝を決めた。
“ANDONホール”からスタジアム内へ
まず競技場内に向かう前に表彰式前に選手が待機する場所“ANDONホール”を訪れた一行。
藤森:
普段、なかなか見られないバックヤード(舞台裏)。緊張感がありますね。
小川:
本当に選手の皆さんの思いが感じられるようで、気持ちが高ぶってきます。
高橋:
想像してください。静かな所から今度は約6万8000人※の観客の声が一気に拡がるというのを思って、スタジアムに入ってください。
※6万8000人…国立競技場は2019年11月30日竣工。6万7750席(車いす席 約500席)
藤森:
聞いただけでゾっとしますよ!
高橋:
(スタジアム内に案内しながら)ここを抜けると、一気に観客の声がワァーっと。
小川:
すごい。
高橋:
歓声と拍手と空気が震えているような感じで迎え入れられて貰う…東京五輪はどの種目も無観客でした。ここにワァーっと観客が入ってきた時、全く違うものになると思います。
国立競技場の100mを体感
3人はさっそく、アスリートの凄さを体験すべく、100mのスタート位置に向かう。
藤森:
まず体感してもらうのは男子100mサニブラウン A ハキーム(25)の凄さ。
高橋:
2大会前(22年)は7位、前大会(23年)は6位。決勝の舞台でサニブラウン選手がメダルという事も充分に可能性としてはありますよ。
藤森:
小川さん、あそこにスターティングブロックがある。一台だけ。
小川:
そうなの…100m。走るのですか…100mを。
国立競技場の100mを走れる、なかなかない機会。 9秒台がどれほどすごいのか、 実際のコースで高校生以来の挑戦という小川キャスターが走って、検証する。
藤森:
小川彩佳、一着でフィニッシュ。見事に駆け抜けました!
高橋:
すごい!
小川:
ちょっと泣きそうになりました。
藤森:
(タイムは)21秒47…
なお、参考となる記録としては世界記録が9秒58(U.ボルト)。日本記録は9秒95(山縣亮太)。サニブラウンの自己ベストは9秒96となる。11秒の差があった。
小川:
(走って見て)もし、すべての席が埋まって大歓声が鳴り響くと思うと後押しになりますね、これは。
高橋:
絶対、そう思います。背中を押してくれる様な力になるので最後のピース(要素)は観客の皆さんの声だと思います。
“超人の技”驚きの歩数と歩幅
さらに凄さを知るため100mでの歩数にも注目した。小川キャスターは、100mで84歩だったが、世界と戦うサニブラウンは100mを43歩である。さらに驚くべきはサニブラウンの歩幅最大が2m50である事。
小川:
(2m50は)走る距離ではなく、跳ぶ距離ですね…
藤森:
(この歩幅は)これ…100mでの世界でですね…これでスピードが出るのか?
高橋:
(普通は)一歩で限界ですよね。
小川:
この歩幅で43歩…これで走りきるのはもう“超人の技”ですよね。
世界最速決定戦の100mではタイムだけではなく、その歩幅にも注目するとよりその凄さが際立つ。番組では引き続き、様々な陸上競技の魅力を体感してお伝えしてゆく。
東京世界陸上は25年9月13日~21日の期間で国立競技場をメインに開催される。
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