「自分も今後は調査の対象」中居正広さん“女性トラブル”めぐりフジテレビが1時間40分超の会見 社員の関与も今後調査【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG

中居正広さんの女性トラブルをめぐり、フジテレビ社員の関与はなかったのか?さきほどフジテレビの港浩一社長が会見を行いました。

フジテレビ港社長「自分も今後は調査の対象」社員の関与も今後調査　

蓮井啓介記者:
記者会見でフジテレビの港浩一社長は、落ち着いた様子で記者の質問に答えた一方、「自分も今後は調査の対象」だとして問題のほとんどすべてを第三者委員会に委ねる考えを示しました。

会見で港社長は冒頭、「一連の報道により、視聴者の皆様を初め、関係者の皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしていますこと、現在まで説明ができていなかったことについてお詫び申し上げます」と謝罪しました。

中居さんと女性のトラブルについては「会社の責任を矮小化（わいしょうか）するつもりはない」として、第三者の弁護士を中心とする調査委員会を立ち上げる考えを明らかにし、発端となったとされる飲み会にフジテレビ社員が関与していたかどうかも調査委員会に委ねるとしました。

その後の質疑応答では、ほとんどの質問に対し、「第三者委員会の調査結果を待つ」と回答する場面が多く見られました。

また、記者からは、「その第三者委員会がいつ作られるのか」に質問が集中。

フジテレビは「事実の解明が第一」だと強調し「可及的速やかに」に立ち上げるとしましたが、第三者委員会が日弁連のガイドラインに基づくものではない、という発言があると、記者から「お手盛りの調査委員会ではないか」などと批判の声があがりました。

フジテレビが問題を把握してから1年半、会社のトラブル対応が本当に適切だったのか、その判断は今後、調査委員会に委ねられることになります。