「『自由に使っていい』という指示が…」（関係者） 都議会自民党の不記載事件で会計担当者を略式起訴

TBS NEWS DIG

また、自民党の裏金事件です。収入の一部を政治資金収支報告書に記載していなかったとして、東京地検特捜部は「都議会自民党」の会計担当者を略式起訴しました。

「（Q.誰かから指示されたことはあった？）……」

略式起訴されたのは、東京都議会の自民党会派「都議会自民党」で会計を担当していた矢島英勝職員（72）です。

2019年と2022年に「都議会自民党」が開いた政治資金パーティーの収入などおよそ3500万円を「都議会自民党」側の政治資金収支報告書に記載していなかった罪に問われています。

「都議会自民党」の関係者がJNNの取材に応じました。

都議会自民党 関係者
「都議会議員がそれぞれ100枚パーティー券を渡されて、そのうちの50枚、100万円を上納しろと。残りの50枚は『自由に使っていい』という指示が都議会自民党の総会で時の幹事長から口頭で説明がありました」

こうしたなか、先ほど「都議会自民党」は会見で、政治団体の解散を決めたと明らかにしました。