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「炭酸系入浴剤」溶けてから入る?ブクブクしながら?真冬の「正しい入浴法」で芯までポカポカに【ひるおび】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月21日 12時15分

TBS NEWS DIG

シャワーだけで済ませていませんか?冬だからこそ「正しい入浴法」を知って、しっかりとお湯につかることが大切。
お風呂に関する医学研究の第一人者・東京都市大学の早坂信哉教授に聞きました。

温めるだけじゃない!湯船につかるメリット

〔1〕体を温める温熱作用
血管が広がり心臓の働きが高まることで、体中の血流が促進されます。
必要な酸素や栄養素を運ぶことに加えて、不要となった老廃物や疲労物質を排出してくれるので、疲労回復につながります。
また、温熱作用で睡眠の質の向上や、自律神経の調整も期待できます。

〔2〕浮力作用
水中は負荷が10分の1になるので、体への負担が軽減されます。
体を支えている筋肉や関節などを休ませるリラックス効果があります。

〔3〕水圧作用
水圧により全身が締め付けられ、マッサージ効果が得られ、むくみ改善が期待できます。

「65歳以上の1万4000人を3年間追跡した研究」によると、
毎日入浴すると、週に2回以下の人に比べ、要介護になるリスクが約3割減少したというデータもあります。

40℃で10分 おすすめ入浴法

早坂教授によると、一番温まる入浴法は・・・

【お湯の温度は40℃】
お湯が熱すぎる場合、お風呂から上がった後、体が体温下げようとしてしまう

【入浴時間は10分】
長時間の入浴は乾燥の原因に。※子どもは半分の時間でOK

【お湯の量は肩まで】
水圧で血流が良くなり、浮力で疲労回復に繋がる

就寝時間の90分前に入浴すると、体温が下がらず快適な睡眠となります。

冬には欠かせない!?“炭酸”パワー

また、入浴前に飲むとぽかぽかになる飲み物が、「炭酸水」。
炭酸ガス(二酸化炭素)が血管を広げて血流促進が期待されます。

さらに、早坂教授が勧める入浴剤は「炭酸系」のもの。
二酸化炭素が体の中に入ってくるので温まりやすいということです。
入浴剤入りのお風呂から上がるときは、保湿効果を保つためお湯で体を流さなくてOKです。

恵俊彰:
これ、入浴剤を入れながらお風呂に入るんですかね、入浴剤が溶けてから入浴するんですかね。いつも迷うんですよ。ブクブクいってる時って、まだ完成形じゃないんじゃないかって。

早坂教授によると、
「溶けきってから入浴した方がいい」とのこと。
入浴剤を入れた直後は炭酸の泡がまだ粗く、溶けきると炭酸の泡が細かくなって身体に浸透しやすくなるのです。
また、入浴剤を入れてから2時間以内に入るのが効果的です。

(ひるおび 2025年1月20日放送より)

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