三上洋さん 『がん』を公表 「がんが2か所に見つかりました」 “肺腺がん”ステージ3B 右の腎臓を摘出
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月21日 14時11分
21日、ITジャーナリストの三上洋さん(59)が、YouTubeでがんに罹患していたことを報告。2つのがんが見つかり、すでに右の腎臓を切除したと告白しました。
三上さんは緊急版としてYouTubeをアップ。「『がん』になりました。『がん』はですね、実は2ヶ所にあるんですけれども、『肺腺がん』といういうもので、ステージ3Bと呼ばれるものです」と、自身は、がんに罹患していて、ステージ3Bだと明かし、「重めです。病院の先生によればですね、5年の相対生存率、5年後どのぐらい生きてるだろうということで、半分ぐらいしかないということを言われています。でもですね、『根治』はいける状態だそうです。ですので、これから一生懸命治療をして、治していこうかなというところです」と、報告しました。
三上さんは「2024年までめちゃくちゃ健康でした。入院もしたことありませんでしたし、大きな病気をしたことがない」と、これまで健康だけが取り柄だったといいます。「しかし昨年2024年に若干違和感が出てきました。多発性の『円形脱毛症』。ストレスもないのに何で脱毛症なのかな。もう1つは、膝の痛みですね。何にもしてないのに両膝が痛む。整形外科行ったんですが、別にレントゲン撮っても問題はない。原因がわからないのに膝が痛かったんですね」と、体の不調があり、家族のすすめで、生まれて初めて人間ドックに行ったそうです。
すると、「11月29日のことです。その日に、“腎臓のところに大きな影があります”というふうに言われました。エコーの検査で、実は6センチぐらいの塊がある腫瘍であろうということですね。翌々日には、レントゲンで肺に大きな塊がある。これも腫瘍だろうということで、2か所も腫瘍が見つかった。“これすぐ病院行った方がいいですよ”」と、腎臓と肺の2か所で腫瘍が見つかったと告白。
三上さんは、すぐに病院を紹介してもらい「がんの専門家に見ていただきました。2か所に『がん』があるということは、1か所から転移をしている可能性があるので、もしかしたら1つの『がん』が体中に回ってるステージ4じゃないかというふうな可能性もある」「右側の腎臓に6センチ。肺にも右側に6センチの腫瘍がある」との診断を受け、「12月27日に実は腎臓、片側を主要ごと丸ごと取るという手術をしております。11月29日に人間ドックを受けてから、わずか1ヶ月弱でした」と、右の腎臓を腫瘍ごと取り除き、1月2日に退院したと明かしました。
続けて、「腎臓の方で、これは良くなったんですが、問題は肺でしたね。1月6日に今度はその肺の検査をするということで、いわゆる『気管支鏡検査』ということをしまして、1月8日に退院しました」と、報告。
三上さんは、レントゲン写真を見せ「肺の影の状況がこれですね、左に見えてますが、実際に私の体の右側の下のところに丸い影が見えると思います。これがなんと6センチ強あるものですので、かなり大きな腫瘍があるんですね。これが断面図で見た状況です。これも左に見えておりますがやはり向かって右。これがかなり大きい。この6センチ、もうちょっとあるかもしんないっすよね」と解説。「こんなもんが人間の体にあって、全然平気で普通に動いているという。私『がん』で、何らか体の症状って出ておりませんから、膝と円形脱毛症ぐらいなんでね、こんなのがあっても人間生きられるんですねっていう感じではあります」と、心境を語りました。
「問題はこの後です。1月23日治療のために入院します。治療としては、病院でね標準治療と呼ばれる放射線治療、そして標準治療の抗がん剤、最新の私の体にぴったり適した抗がん剤というものが、もう既にセレクトされていますので、それを飲んで治療していくという形です。治療自体は1月の24から3月の10日まで続ききますが、退院時期は未定でございます。入院で治療しながら、状況がOKになれば退院しながら治療するというところです」と、今後について説明。
三上さんは「私のこの『肺がん』は『肺腺がん』だということが判明しました。これは検査でわかったことです。ステージは、ステージ3Bというものです」「それは6センチもあるわけで、一部リンパ節にも見つかっておりますので、範囲の中で広がっていることは確かだと。なので先生曰く、かなり進んでいる状況というのは正直に教えてくださいました」と、現状について報告し「正直かなり動揺もしました、しかしながらですね、先生曰く、根治できるギリギリのラインでうまく見つかりましたよということをおっしゃってくれています」と、苦しい胸の内を明かしました。
今後のスケジュールについて、「1月23日治療のために入院します。治療としては、病院で標準治療と呼ばれる放射線治療、そして標準治療の抗がん剤、最新の私の体にぴったり適した抗がん剤というものが、もう既にセレクトされていますので、それを飲んで治療していくという形です。治療自体は1月24から3月10日まで続きますが、退院時期は未定でございます。入院で治療しながら、状況がOKになれば退院しながら治療するというところです」と説明し、治療に影響がない限り、できるだけ仕事は続けたいと意向を伝えました。
三上さんは、自身の本を宣伝しつつ、「見てる方からしたら苦痛かもしれません。ご迷惑をかけるかもしれませんが、これもネットで全てを探し、さらけ出している人間の一つのあり方として許していただければなと思います」「1月23日から2週間ぐらい入院をいたしますが、その間も全然普通に生きておりますし、仕事もしますし、SNSもやっておりますので、今後ともどうぞ仲良くしてくださいということでございました」としています。
【担当:芸能情報ステーション】
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