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「事件性を認定するには合理的な疑いが残る」7年前、当時の交際相手の長男を死亡させたなどの罪に問われている32歳の男性に無罪判決 横浜地裁

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月21日 15時6分

TBS NEWS DIG

7年前、横浜市のアパートで4歳の男の子に暴行を加え、死亡させた罪などに問われた男性の裁判で、横浜地裁は無罪判決を言い渡しました。

32歳の被告の男性は2018年1月、横浜市のアパートで当時、交際していた女性の長男・紺野叶志郎ちゃん(当時4)の頭と首に暴行を加えて、外傷性くも膜下出血や脊髄損傷などで死亡させた傷害致死などの罪に問われています。

これまでの裁判で、検察側は「抵抗できない幼児に強烈な暴行を加えて死亡させていて悪質だ」として、懲役12年を求刑。一方、弁護側は「痰詰まりや、ソファーからの転落で死亡した可能性がある」として、無罪を主張していました。

21日の判決で横浜地裁は叶志郎ちゃんの脳内などにみられた出血について、心肺停止になったあと、一時的に心拍が再開したことで出血が起きた疑いがあると指摘。「事件性を認定するには合理的な疑いが残る」「被告人の暴力によって傷害が生じたものとは認められない」として無罪を言い渡しました。

判決の中で叶志郎ちゃんが心肺停止となった原因については「気道閉塞など何らかの要因」としました。

判決を受け被告の男性は、弁護士を通じて「自分がずっと主張していたやっていないという主張が認められて良かった」とコメント。弁護側も「弁護人の主張が認められた適切な判決だった」としています。

一方、検察側は「判決内容を精査し、適切に対応したい」としています。

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