1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

生活保護の減額処分 「取り消し」認める判決 原告側が逆転勝訴 福岡高裁「引き下げは生活保護の趣旨や目的に反している」1審判決を変更

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月29日 13時53分

TBS NEWS DIG

生活保護の基準額の引き下げについて受給者が取り消しを求めた裁判で、福岡高裁はきょう、1審の判決を変更し、「引き下げ」を取り消しました。

この裁判は生活保護の基準額の引き下げについて、福岡県内の受給者39人が憲法違反だとして、引き下げの取り消しと1人あたり10万円の慰謝料を求めたものです。

きょうの判決で福岡高裁の松田典浩裁判長は「基準額の引き下げは生活保護の趣旨や目的に反している」などとして、1審の判決を変更し、引き下げを取り消しました。

一方で、慰謝料については「引き下げの取り消しで損害は回復される」として、訴えを退けました。

原告の男性
「生活が少しは良くなるなと思って、本当にうれしいなと今はそう思っている」

基準額の引き下げをめぐる同様の訴訟で、原告側が勝訴するのはこれで20件目となり、高裁判決では、おととしの名古屋高裁に続き2件目です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください