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韓国・釜山で航空機炎上 荷物棚のモバイルバッテリーが原因か? 衝撃・圧力・熱に注意【ひるおび】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月30日 15時18分

TBS NEWS DIG

釜山で航空機炎上

1月28日午後10時過ぎ、韓国・釜山の金海空港で搭乗を終えて離陸を待っていたLCCエアプサンの飛行機から火災が発生しました。
乗客・乗員176人が緊急脱出スライドを使って全員避難しましたが、脱出する際に3人が軽傷を負いました。
現地メディアは火元について、機体後方の荷物棚に置かれたモバイルバッテリーが発火した可能性があると伝えています。

SRC研究所所長で、元日本航空機長の塚原利夫氏は
「日本でも起こりうる事故。離陸後に発生していたらもっと大きな被害が出ていたかもしれない。現状では残念ながら防ぎようがない」」
と話しています。

モバイルバッテリー発火 衝撃・圧力・熱に注意

モバイルバッテリーは軽量で高電圧かつ大電力ですが、取り扱いを誤ると事故につながります。


消費者庁は、内蔵電池が変形・破損して発煙や発火に至る可能性があるとしています。
【衝撃】落としてしまう
【圧力】ポケットの中で押される
【熱】車の中に置き忘れる

などに注意が必要です。

恵俊彰:
以前番組で鞄の中で爆発なんていう映像もお伝えしたことがありますけれども、夏だとハンディファンであったりとか、モバイルバッテリーは身近にありますからね。

弁護士 八代英輝:
火災が離陸後に起こったと思ったら背筋が凍りますね。
何かの荷物が入らなくてぎゅうぎゅうに入れたりして圧力がかかったとか、あり得ますよね十分に。

コメンテーター 井上咲楽:
私も海外旅行に行くときは絶対にモバイルバッテリーを持っていくので、本当に他人事じゃないなって思います。
圧力とか落とすとか、日常の中で起こりうることが原因でこういうことになってしまうとなると本当に気をつけたいけど、見てもわからないから気をつけ方が難しいなと思いますね。

発火を防ぐには

▼強い衝撃・圧力を加えない
▼高温の場所に放置しない
▼購入する際、国の安全基準を満たす「PSEマーク」を必ず確認
▼膨らんでいる・熱くなっている・変な臭いがするなど、いつもと違う異常を感じたら使用中止
▼充電中は周囲に可燃物を置かない

また、過充電もモバイルバッテリーが発火してしまうきっかけになるということです。

恵俊彰:
まず身の回りで、モバイルバッテリーとして自分が何を持っているかの確認から始めた方がいいかもしれませんね。皆さん気をつけてください。

(ひるおび 2025年1月30日放送より)

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