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埼玉・八潮市 道路陥没事故の発生から78時間 救助阻む水との戦い続く 日曜は雪や雨の予想

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月31日 16時7分

TBS NEWS DIG

埼玉県八潮市の道路陥没事故は、発生から78時間が経ちました。現場では“救助活動を阻む水”との戦いが続いていますが、あさって日曜には雪や雨の予想となっていて、影響が懸念されます。中継です。

陥没した交差点が見える安全な場所からお伝えします。今から2時間ほど前、動きがありました。発生翌日の未明に穴から引き上げられていたトラックの荷台部分が先ほど、レッカー車に載せられ、運ばれていきました。

陥没が発生してから78時間、転落した男性運転手の安否は今も分からないままです。

まずは陥没した穴に重機を入れるため、スロープを作る作業がきのう午後から急ピッチで進められています。きょう中の完成を目指すとされていますが、土を掘るだけではなく、崩れやすくなった地盤を石灰などで固める必要があるため、実際に重機が中に入って作業を始めるまで、数日かかる見込みです。

そして、救助活動を阻んできた要因のひとつが、水です。水が断続的に流れ込んだ影響で、穴の中は崩落を繰り返す不安定な状況となっていて、穴の大きさは直径40メートルにまで広がりました。深さは15メートルですが、このうち8メートルが土砂で埋まっている状況です。

また、八潮市では日曜の朝早くから雪が降り始め、昼ごろに冷たい雨になる予想です。

県は破損した雨水管から雨水が流れ出るのを防ぐため、雨水管の中に土のうを置くなどしていますが、担当者に話を聞きますと、「雨や雪が救助活動の新たな壁になるかもしれない。男性を一刻も早くみつけたい」と切迫した様子でした。

「人命救助の壁」と言われる72時間が過ぎるなか、現場では懸命の作業が続いています。

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