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埼玉・八潮市の道路陥没から7日目 下水道使用制限続き生活への影響長引くも「節水も救助の一貫」 救助活動は湧き出る水が障壁で一進一退

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月3日 16時17分

TBS NEWS DIG

埼玉県八潮市の道路陥没事故は、発生から7日目。本格的な救助作業は、穴の中に流れ込み続ける水の影響で中断を余儀なくされています。

現場では、穴の周辺のがれきを撤去する作業が行われていますが、穴の中での重機や消防隊員らによる救助活動は中断している状況です。

先月28日に発生した陥没で転落したトラックの男性運転手(74)は運転席ごと穴の下に埋まり、現在も安否が分かっていません。

救助作業が中断しているのは、穴の中に流れ込む水が原因です。

重機を穴の中に入れるためのスロープはおととい完成しましたが、水が断続的に穴の中に流れ込んでいることから、崩落の危険性があると判断し、現在は重機を入れられていない状況です。

この水について県などは、下水道管に何らかの障害物がつまり、逆流している可能性があるとしていて、排水ポンプ車を用いた作業のほか、水を避けて重機を入れるためにスロープを拡張したり、補強したりする作業が急ピッチで進められています。

八潮市の市民
「一日も早く出してあげたいですね。運転手さんがちょっとかわいそうすぎるなと」

市民への影響も続いています。

現場周辺をはじめとした県内の12の市町では、洗濯や風呂などの下水道の使用を控える呼びかけが続いています。

八潮市役所で営業している日替わり定食が人気の食堂では、少しでも洗い物を減らすために、きょうから定食で使う皿の数を減らして、1つの皿にできるだけ盛り付ける取り組みを始めました。

まんてん食堂 松田航介さん
「節水も救助の一貫として、協力できることがあればと思ってやっています。一日も早く助かっていただければと思います」

本格的な救助活動再開の見通しはまだ立っていません。

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