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日米首脳会談7日開催へ 「論議より証拠で」石破総理が国会で対トランプ氏の“交渉戦略の一端”明かす

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月3日 17時29分

TBS NEWS DIG

今週、石破総理とトランプ大統領による首脳会談が行われることになりました。国会で石破総理は「アメリカ・ファースト」を掲げるトランプ氏にどう対応するか、戦略の一端をのぞかせています。

トランプ大統領
「彼(石破総理)らが会談のため訪米する。楽しみだ」

トランプ大統領との首脳会談に臨むため、6日からアメリカを訪問することになった石破総理。自らを「タリフマン=関税男」と称する相手とどのように向き合うのか。

国会では野党から質問が相次ぎました。

立憲民主党 岡田克也 常任顧問
「(カナダ・メキシコ・中国に)関税を課すことが決定されたと。(首脳会談で)望ましくないということを主張すべきだと思いますが、総理のお考えを聞きたいと」

石破総理
「どのようにして合衆国の国益にかない、世界のこれからの自由貿易というものに対して影響を与えるかということは、我が国としてよく精査をしてまいりたい」

就任後、日本への目立った言及はあまり見られないトランプ氏。石破総理が来ることを明らかにした際、「日本に対して大きな敬意を持っている。日本が好きだ」と話すとともに、ある人物の名前を挙げました。

トランプ大統領
「安倍元総理はとても親しい友人だった。彼の身に起こったことはとても悲しいことだった」

蜜月の関係と言われた安倍元総理です。前回、トランプ氏が大統領に就任した8年前、安倍元総理も2月にアメリカを訪問。その時の歓迎ぶりは大変なものでした。

トランプ大統領
「握手してハグした。そういう気持ちになったからだ。いい絆があるし、とても気が合う」

首脳会談の後には…

記者
「4人がゆっくりとタラップを降りてきます」

大統領専用機で別荘のあるフロリダへ移動し、夕食会を開催。翌日には、共通の趣味であるゴルフをプレイしました。さらに、2人が共に過ごしているさなか、北朝鮮がミサイルを発射したことを受けて、安倍元総理の会見に同席するなど関係強化に努めました。

今後の日米関係はどうなるのか。関係者からは期待と不安の声が入り交じります。

外務省幹部
「首脳会談が早く出来ることになったのは、日本重視の姿勢の表れだ」

政府関係者
「トランプ大統領との相性はたぶん良くない。石破総理は外交に持論があるが、外交ではなく商談だと思って臨まなければいけない」

石破総理はきょうの国会で交渉戦略の一端を明かしました。

石破総理
「くだくだ議論しても仕方がないので、論より証拠で。例えて言えば、この5年間で日本のアメリカにおける投資額というのは世界一なのだと」

その手腕が問われることになりそうです。

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