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救助活動の妨げは“下水” 約120万人に可能な限り水の使用を控えるよう呼びかけ 企業に補償も検討 埼玉・八潮市の道路陥没事故の影響は

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月4日 17時22分

TBS NEWS DIG

きょうで1週間となった埼玉県八潮市の陥没事故。救助活動を妨げている穴の下水を減らすため、県は水の使用を控えるよう呼びかけていて、生活や経済活動に影響が続いています。

1週間前の埼玉県八潮市の交差点。突然、道路が陥没し、トラックが穴に転落する事故が起き、現在も運転手の男性の安否は分かっていません。

救助活動のたびに崩落を繰り返し、現在は直径40メートル、深さ15メートルほどまで広がりました。

そして今、救助活動も再開できていません。

妨げになっているのは、穴の中で溢れ出ている下水です。

きょう午後、埼玉県の大野知事は。

埼玉県 大野元裕 知事
「皆さまには午後2時、たった今から午後5時まで可能な限り水の使用を控えていただき」

県は12の市と町、およそ120万人に対し、午後2時から午後5時まで可能な限り水の使用を控えるよう、これまでより強く呼びかけ、穴の中の下水がどのくらい減るのかを確認したい考えです。

春日部市にある、おにぎり店。県の呼びかけを受け、「午後1時以降は紙皿で提供する」ということです。

おむすびcafe空と糸 長島真理子 店長
「できることといえば水をなるべく流さないことなので、午後1時までは通常の営業、午後1時以降は紙皿で提供させて頂きました」

おにぎり2つと卵焼きなどのおかずを別々の皿に分けていましたが、午後1時以降はすべて1枚の紙皿にまとめてお客さんに提供していました。

おむすびcafe空と糸 長島真理子 店長
「一人一人が心がけないと何も変わらないと思ったので」

さらに、幸手市にある障がい者支援施設では。

障害者支援施設 あやめ寮 大沢まさ江 施設長
「50人が入る大きなお風呂をやめることに。絶対いま協力するんだということでやりました」

普段は午後3時から行う入所者たちの入浴をきょうはとりやめ、入所者50人分の洗濯も午前中に行ったということです。

この、節水を求める呼びかけは数日続く可能性があるとしたうえで、県は営業に支障が出た企業などに対し、補償を検討しているということです。

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