ロコ・ソラーレ6連勝で2年ぶりVへあと2勝「勢いは私達が持っている」準決勝は黒星喫した北海道銀行【カーリング日本選手権】

TBS NEWS DIG

■カーリング　日本選手権 女子2次リーグ（7日、横浜市）

五輪2大会連続出場のロコ・ソラーレがフィロシーク青森と2次リーグ最終戦を行い12ー4で勝利し、3位での決勝トーナメント進出となった。

すでに決勝トーナメント進出を決めているロコ・ソラーレは第1エンド（E）にいきなり3点を奪うと、第3Eでも4点を追加し、試合を優位に進めた。しかし第5Eでフィロシーク青森にスチールされ、7－3と4点差で前半を折り返した。

後半も有利な後攻で着実に得点を重ね12ー4となり、第8E終了時点でフィロシーク青森が負けを認めるコンシード。初戦、黒星でスタートしたがその後、6連勝と破竹の勢いを見せる。

試合後、スキップの藤澤五月（33）は「もう明日からは、やるべきことは自分たちのやりたい展開、自分たちらしい試合っていうのは氷の上で表現するだけ。最後まで諦めずに自分たちらしいロコ・ソラーレらしいプレーをしたい」と意気込んだ。

また同時刻に行われた北海道銀行とフォルティウスの試合は一進一退の攻防となった。最終第10E、5－5の同点の場面で有利な後攻のフォルティウスは1点を追加し6ー5で勝利した。これにより2次リーグの準決勝はロコ・ソラーレと北海道銀行が対戦。フォルティウスが直接、決勝に進んだ。

初戦で負けた相手との対戦にロコ・ソラーレの藤澤は「今シーズンで言えば負け越しているチームなので、もうチャレンジの気持ちで自分たちらしい試合を相手に“ドカン”と見せつけるだけ」と話し、「勢いは私達が持っていると思うので、この流れのまま、明日の試合できっちりロコ・ソラーレを見せたい」とリベンジと2大会ぶりの優勝へ燃えている。