「暴力団組織に関する情報を入手できる関係を維持したかった」 神奈川県警南署の41歳の巡査部長を暴力団組員に情報を漏らした疑いで書類送検 神奈川県警

TBS NEWS DIG

神奈川県警の巡査部長が暴力団組員に警察車両についての情報を漏らした疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは神奈川県警南署刑事第二課に所属していた男性巡査部長（41）です。

警察によりますと、巡査部長は去年4月、50代の稲川会系暴力団組員に車のナンバーが警察車両のものかどうか調べるように依頼され、情報を漏らした疑いがもたれています。

事件は去年8月に県外の警察からの情報提供で発覚し、暴力団組員から調査の依頼のあった車は神奈川県警の捜査車両だったということです。

巡査部長は調べに対し、容疑を認めたうえで「暴力団組織に関する情報を入手できる関係を維持したかった」と供述しているということです。

巡査部長はきょう付で停職6か月の処分を受けています。