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救出阻む“コンクリート管”の撤去作業開始 埼玉道路陥没、「全面復旧には2~3年」の見通しも 一部住民に数週間の避難呼びかけ【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月8日 13時50分

TBS NEWS DIG

道路陥没現場で救出活動の妨げになっていたコンクリート製の管の撤去作業が始まりました。作業は9日までを予定していて、撤去後は本格的な救出活動の再開を目指しています。

“コンクリート管”撤去開始 「全面復旧には2~3年」見通しも

埼玉県八潮市の道路陥没事故。いまだ安否不明のトラック運転手(74)の救出のため、新たな動きがありました。

重機によってえぐり取られる穴の縁。その後、持ち上げられたのは箱のようなコンクリート。

救助活動の障害となっていた「ボックスカルバート(農業用排水路)」と呼ばれるコンクリート製の管です。

埼玉県の担当者
「ここの下の部分が不安定になって、これが落下する危険があるので、作業を一度中断した」

埼玉県は、この落下の危険がある「ボックスカルバート」の撤去作業を7日午後7時半すぎから始めました。

埼玉県 大野元裕 知事
「9日までには撤去が予定されている」

県は地盤崩落の危険があることから、周辺14軒の住民に数週間の避難を呼びかけています。

救助後の復旧について検討委員会の委員長は、下水道管の損傷状況により迂回工事が必要だとしています。

復旧工法検討委員会 森田弘昭 委員長
「調査に時間がかかる。あのあたりはものすごく地面が柔らかい。どこの位置ならば大丈夫かを決めるのにボーリング調査をする。その調査だけで1、2年かと思う」

森田委員長は、迂回工事を行った場合、その後の工事も含めて「全面復旧には2~3年かかる」と話しています。

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