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外国人が通う青果店で調査!あなたの“おうちごはん”見せてください【Nスタ特集】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月9日 15時2分

TBS NEWS DIG

外国人が通う青果店で調査!皆さん、どんなものを買って何を作る?外国人のおうちごはんを拝見!

■「値上げが怖い…」青果店に訪れる外国人も値上げに悩む

新大久保駅から徒歩2分の所にある「新宿八百屋」。

タイ出身
「野菜なんでもある」

タイ料理などに欠かせない「レモングラス」や、インドネシア料理でよく使われる小さな「タマネギ」など、珍しい食材が買えるのも魅力の一つ。

ただ、外国人の皆さんもやはり、食品の値上げには皆さんお困りのよう。

中国出身
「高いよ、本当に高い、キャベツが。(値上げが)怖いな~」

ネパール出身
「大変ですね。お米とかすごく高いし」

■細かく刻んだ長ネギや青唐辛子に…スリランカ風チャーハン「フライドライス」 

千葉県船橋市から電車で1時間かけて来たというスリランカ出身のシャニさん。

買っていたのは213円の「長ネギ」に「ゴーヤ」。さらに、他の店ではなかなか手に入らないという「青唐辛子」。

スリランカ出身 シャニさん
「フライドライスを作るの。(スリランカで)有名なメニューよ」

では、その郷土料理をおうちで見せてください。

アパートで夫のルワンさんと2人暮らしのシャニさん。

フライドライスに使うのは「長ネギ」や「青唐辛子」などの野菜。それをとにかく細かく刻むのがポイント。

スリランカ出身 シャニさん
「細かく刻むことでフライドライスは見た目も味も良くなるのよ」

刻んだ野菜を炒めて唐辛子のパウダーや塩コショウで味付けしたら、ここに卵を投入。さらに、ほぐした鶏肉も加え、炒めていきます。

スリランカ出身 シャニさん
「これはキーリサンバよ」

「キーリサンバ」というスリランカのお米と長ネギを加え、ケチャップで味を整えたら、
スリランカ風チャーハンの「フライドライス」の完成。

スリランカ出身 シャニさん
「これは夫がニンジンで作ってくれたの」

仕上げにニンジンのお花を添えて。ゴーヤは素揚げしてサラダに。3品の料理が出来上がり。スタッフにもごちそうしてくれました。

スタッフ
「すごくおいしいです。ちょっと辛いんですけど、すごく食べやすいです」

スリランカ出身 シャニさん
「(喜んでくれて)とても嬉しいわ」

■ネパールの定番おかず 高菜を使った「タルカリ」

「新宿八百屋」で爆売れしている野菜を発見。皆さん何を買っているんでしょうか。

ネパール出身 ウメスさん
「これは高菜ですね。(ネパールで)有名なんですよ。カレーとか色々作る」

日本では高菜漬けでおなじみの「高菜」も売られているんです。

スーパーで働くウメスさんは、都内のアパートで奥さんと2人の子どもと4人暮らし。

ネパールの食卓では、よく料理に使うという「高菜」。唐辛子やしょうがを熱したら、そこにフレッシュな高菜をたっぷりと。色づけにターメリックパウダーと塩を加えて炒めたら、ネパールのおかずといえばコレ。高菜を使った「タルカリ」の完成です。

ネパール出身 ウメスさん
「毎日食べる野菜とか果物で結構使うから、仕事やっても貯金は全然ない」

とにかく野菜を使うネパール料理。新宿八百屋で買ったカリフラワーとジャガイモを使った「タルカリ」に、野菜をスパイスと和えた「ミックスアチャール」など、次々と料理が完成していきます。

ネパール出身 ウメスさん
「これは日本のお米。いっぱい買ってあるけど」

毎日お米を食べるため、安いものを探してまとめ買いしているんだそう。

お米が炊けたらお皿におかずとともに盛り付けて、日本のお味噌汁のような「ダル」を添えればできあがり。ダルをごはんにかけて食べるのがネパール流。

あっという間に完食したウメスさん。水差しを手にしたと思ったら…飲んじゃった。

ーーみんなこうやって飲む?

ネパール出身 ウメスさん
「(大人)2人だけ、子ども達はグラスとか」

娘・アヌスカさん
「コップで飲む」

子ども達は日本で育ったため、このネパールの習慣にはあまりなじみがないんだそうです。

■「やみつきになる」フランス出身・タイ育ちの男性が作る「タイ風フライドチキン」

「新宿八百屋」、実はお肉もたくさん売っているんです。

フランス出身のエンゾさんが買っていたのは「手羽元」と「手羽先」。

フランス出身 エンゾさん
「僕はタイ育ち。タイのフライドチキンがすごい好き」

日本の文化が好きだったことをきっかけに2年前にやって来たというエンゾさん。実は、ファッションモデルとして活躍する傍ら、フォトグラファーとしても活動しているんです。

パクチーとニンニクをタイの石臼ですり潰したら、そこにナンプラーとタイの醤油を合わせ、手羽元と手羽先をじっくり漬け込んでいきます。そして、鶏肉に米粉をまぶしたら、油の中へ。カリッと食感がたまらない「タイ風フライドチキン」の完成です。

フランス出身 エンゾさん
「さっきのフライドチキンのオイルを使います。香りがまだあるから」

さらにもう1品。パクチーの香りや鶏肉の旨味が溶け出した油を使って挽肉や唐辛子、バジルを炒めます。タイ料理の代表格「ガパオライス」も出来上がり。

この日は友人を招いてのランチ。エンゾさんの料理はいかがですか?

エンゾさんの友人
「中まで味がしみこんでいて、やみつきになる」
「So Good!めっちゃおいしい」

外国人の食卓をのぞいてみると、皆さん、こだわりの故郷の味を楽しんでいました。

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