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SC軽井沢クラブ、雄叫びの山口剛史「マジかって感じ」涙の18歳・山本遵「人生かけるつもりで」2年ぶり3度目の優勝【カーリング日本選手権】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月9日 15時36分

TBS NEWS DIG

■カーリング 日本選手権 男子決勝 SC軽井沢クラブ 7-5  ロコ・ソラーレ(9日、横浜市)

カーリングの日本選手権最終日。男子決勝が行われ、前回大会準優勝のSC軽井沢クラブがロコ・ソラーレを7-5で下し、2年ぶり3度目の優勝を果たした。勝利の瞬間、SC軽井沢はチーム全員、涙を浮かべた。

5-5の同点で迎えた第9エンド(E)、先攻のSC軽井沢がスチールに成功し1点を獲得、この試合初めてリードを奪う。最終第10Eも大接戦となり、栁澤李空(23)が8投目を投げ終え、メジャー計測での判定に。結果は、SC軽井沢がNo.1ストーンとなり1点を追加、7-5でロコ・ソラーレを下した。勝利の瞬間、雄叫びをあげた山口剛史(40)は「マジかって感じで思ってました」と胸の内を明かし、ベテランの小泉聡(37)は「とてもうれしいのひと言です」と喜んだ。

昨年は決勝で敗れ準優勝に終わったSC軽井沢。チーム最年少、18歳の山本遵は「去年日本選手権で決勝で負けて、本当に悔しい思いをしました。そこからこの1年、人生をかけるつもりで、今までの18年間の集大成を見せるつもりで1年間用意してきました。本当にこういう舞台で勝てたことはとてもうれしい」と微笑んだ。

プレッシャーのかかる7投と8投を投げ続けた栁澤も「いろんな意味で最高です。去年の悔しさから頑張ってここまで来て、優勝できたのが気持ちよかったですし、大勢の皆さんの前で優勝できたってことも、すごく気持ちよかった」と胸を張った。

SC軽井沢クラブは、26年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック™の国別出場枠を争う世界選手権代表となり、9月には五輪代表候補決定戦でコンサドーレと対戦する。平昌オリンピック™代表でチーム最年長の山口は「オリンピックという意味では9月はすごく大事なんですけども、まず日本男子が2回しかオリンピックに出ていなくて、出場権を取るってすごく厳しいのは僕自身何度も実感してきた」と口にした。

日本男子は1998年長野大会と山口が代表になった2018年平昌大会の2回しか五輪に出ておらず、他の大会は五輪出場を逃してきた。その悔しさを知る山口は「9月というよりは次の世界選手権で、最低限プレーオフ、それからメダル獲得を目標に今シーズン、チームとしてもやってきたので、そこで自分たちらしいプレーや今シーズン練習してきたものをしっかり発揮できるように、そこにまず意識を向けてやっていきたい」と冷静に前を向いた。
 

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