福島・土湯温泉町の県道でなだれ 宿泊客含む約160人が一時孤立 けが人は無し 通行止め続く

TBS NEWS DIG

記録的な大雪の影響で、けさ早く、福島市の県道ではなだれが発生し、宿泊客を含む温泉宿2軒のおよそ160人が一時、孤立状態となりましたが、先ほど孤立状態は解消されました。

報告
「なだれが起きた近くの現場に来ています。積雪は1メートルを超えるところもあり、温泉宿2軒が孤立状態なっているということです」

県によりますと、きょう午前4時ごろ、福島市の山あいにある土湯温泉町の県道でなだれが発生し、県は5.6キロの区間を通行止めとしました。

このなだれで、現場の5キロほど先にある温泉宿2軒が孤立状態となりました。2つの宿には、宿泊客137人を含む、およそ160人がいました。

ホテル従業員
「（同僚から）いまのところ大丈夫だよ、孤立してしまっているけどと。何も不便、不自由はないみたいです」

このなだれによるけが人はなく、除雪が進んだことで午前10時半に孤立状態は解消しましたが、県道の通行止めは続いています。