WILLER、京都丹後鉄道沿線エリアにてAIオンデマンド交通の実証実験を実施
Techable / 2021年1月12日 17時0分
MaaS事業をグローバルに展開するWILLER株式会社は、グループ企業のWILLER TRAINS株式会社が運行する京都丹後鉄道の沿線エリアにて、AIオンデマンド交通「WILLER mobi」の導入に向けた実証実験を実施する。
同実験は、令和2年度国土交通省「日本版MaaS推進・支援事業」の一環として実施されるもので、京都府協力のもと実現するようだ。
MaaSアプリ活用のオンデマンドサービス今回の実証実験では、京丹後市の一部エリアにおいて自宅2㎞圏内の移動をシームレスかつ安心なものにすべく、「WILLER mobi」を活用。新たな交通サービスの有効性や課題を検証していく。
MaaSアプリ「WILLER」や電話から予約をすると、10分前後で指定場所に車両が配車されるという。ユーザーの乗降車場所や利用時間などを踏まえて最適なルートや運行スケジュールを算出したり、需要の先読みをしたりするAIルーティング技術により、移動時間やコストを最適化することができるのが特徴だ。
対象となるのは、2021年1月26日~2月8日の期間は峰山町エリア。2月9日~2月22日の期間は、峰山町にくわえ大宮町エリアも含む。基本的には8:00~17:00の運行となるが、2月12日・13日、19日・20日の金土のみ18:00~25:00も利用可能とのこと。
同サービスを利用するには無料モニターに応募し、メールで届くURLから「WILLER」をダウンロードする必要がある。同アプリでは、「WILLER mobi」の予約のほか、公共交通のスムーズな乗り継ぎ検索やタクシー配車予約なども可能なようだ。
WILLERの取り組みWILLERの取り組みについては、これまでTechable(テッカブル)でも何度か取り上げている。
同社は、2020年2月にMaaSアプリ「WILLER」を活用して、京都丹後鉄道にQRコードのキャッシュレス決済を導入。同年11月には、同鉄道において複数社が携わった「Visaタッチ決済」も導入した。
また、シンガポールやベトナムなどでもグローバルに事業展開しており、2020年12月にはシンガポール国立庭園にて2年間におよぶ自動運転の実証実験を開始している。
公共交通のキャッシュレス決済や自動運転、そしてこのたびのAIオンデマンド交通サービスなど、人々の移動にフォーカスしたさまざまなサービスを展開する同社に今後も注目していきたい。
PR TIMES
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
横浜でAIオンデマンド交通の実証運行…既存バスを補完
レスポンス / 2024年9月15日 11時0分
-
横浜市港北区の日吉・綱島エリアでAIオンデマンド交通“mobi”をサービス開始~まちの魅力と移動総量の底上げで地域活性化へ~
PR TIMES / 2024年9月9日 17時15分
-
横浜市港北区の日吉・綱島エリアでAIオンデマンド交通“mobi”をサービス開始 ~まちの魅力と移動総量の底上げで地域活性化へ~
Digital PR Platform / 2024年9月9日 14時0分
-
宝塚市(※1) 売布・清荒神地域における AIオンデマンド交通 『HANI+(ハニタス)』の実証実験について
PR TIMES / 2024年8月28日 18時15分
-
宝塚市(※1) 売布・清荒神地域における AIオンデマンド交通 『HANI+(ハニタス)』の実証実験について
@Press / 2024年8月28日 16時45分
ランキング
-
1「台風並にヤバイ」「車ボコボコ」 八王子でゲリラ豪雨に雹、すさまじさ伝わる投稿がSNSに続々
ねとらぼ / 2024年9月19日 19時15分
-
2「前のほうがいい」「かっこいい」 富士急行がグループロゴ変更、賛否さまざまな意見集まる
ねとらぼ / 2024年9月19日 17時30分
-
3永久不滅ポイントからPARCOポイントへのポイント交換サービスが終了
ポイ探ニュース / 2024年9月18日 18時20分
-
4Windows 10をサポート終了後も安全に保つ9つの方法
マイナビニュース / 2024年9月18日 12時14分
-
5任天堂の『パルワールド』提訴から考える、パクリと“掛け合わせ”の境界線
インサイド / 2024年9月19日 23時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください