「脳トレ」の川島隆太教授が開発、脳機能を鍛える「Active Brain CLUB」とは?
Techable / 2021年1月13日 13時0分
株式会社INHOPは、「脳を鍛える大人のトレーニング」シリーズの監修でおなじみ川島隆太博士(東北大学教授)のプロデュースによる脳トレキット「Active Brain CLUB」の販売を開始した。自社のECサイトで展開する。
脳活動を計る超小型センサー「Active Brain CLUB」は、脳の活動を視覚的に測る小型の「脳活動センサー」と、専用アプリケーションからなるパッケージ。購入すると脳活動センサー1台がもらえ、専用アプリケーションを2年間使うことができる。
アプリの開発は、脳科学研究に携わる東北大の川島隆太教授が直接プロデュース。これまでの研究成果に基づき設計されているという。
同教授が率いる株式会社NeU(ニュー)は、東北大学と日立ハイテクによる"脳科学カンパニー"だ。「Active Brain CLUB」の販売にあたって、手のひらサイズの「脳活動センサー」を独自に開発した。
その仕組みは、人体に影響のない微弱な近赤外線を発することで、主に前頭前野の血流量変化を計るというもの。血流量から脳の活性度を可視化し、それに応じた脳のトレーニングを行うことで、効率的に脳を鍛えることができる。
脳を鍛え、管理する専用アプリ「Active Brain CLUB」で使える専用アプリケーションは、脳トレから脳活動の記録まで様々。たとえば脳トレアプリ「ExBrain」では、毎月新しいゲームを解くことで、楽しみながら脳を鍛えることができる。
「Brain Meter」はセンサーで計測した脳の活動をグラフ化。どのような場面で脳が活性化するか、それに基づき最適な学習スタイルを発見できるのが特徴だ。このほか、トレーニング効果を確かめる「セルフチェック・脳年齢チェック」や、生活に活かせる脳科学知識を発信する「川島チャンネル」なども含まれる。
「Active Brain CLUB」の意義は、日常の中で手軽に脳機能を計測し、自ら認知機能の維持・向上に取り組めることにある。定期的に脳を鍛えることで、日々の生活をより前向きなものにできるかもしれない。
PR TIMES
(執筆・九条ハル)
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