3DVR美術鑑賞ができる「ARTLOGUE VR」、美術館の新たなビジネスモデルとなるか?
Techable / 2021年1月15日 13時0分
株式会社アートローグは、展覧会の3DVRのバーチャルツアーを有料公開するプラットフォーム「ARTLOGUE VR」をリリースする。
これは、文化庁の文化芸術収益力強化事業「美術館展覧会の3DVRコンテンツ 有料化による収益力強化事業」の一環であり、オンライン上でのリアルな美術鑑賞を提供するだけでなく、より付加価値のあるコンテンツを有料で提供し、美術館の新たなビジネスモデルを創出していこうというものだ。
ちなみに、同社はこれまで森美術館「未来と芸術展」や東京国立近代美術館「ピーター・ドイグ展」などの展覧会の3DVRを制作・公開している。
2つの展覧会を開催「ARTLOGUE VR」では、2021年1月21日~2月21日の期間、十和田市現代美術館の美術館内の常設作品とモリムラ@ミュージアム「北加賀屋の美術館によってマスクをつけられたモナリザ、さえも」という2つの展覧会を開催。
まるで美術館にいるように作品を楽しめるスムーズな導線を実現する3D空間内で、十和田市現代美術館館長の鷲田めるろ館長や学芸員、森村泰昌氏の解説ビデオが見られるとのこと。視聴料金は、1つの展覧会につき200円で48時間視聴可能となる。
なお、「ARTLOGUE VR」公開に先立ち、鷲田めるろ館長とアートローグ代表取締役CEOの鈴木大輔氏によるオンライン記者説明会が1月19日に開催されるようだ。
多言語化も視野に2020年は、新型コロナウィルスの影響で多くの美術館やアートフェア、ギャラリーなどがオンラインビューイングの無料公開を実施してきた。しかし、公開にかかる資金的・技術的負担を考えると、長期的な無料提供は現実的ではないという。
そんななか登場した「ARTLOGUE VR」は、収益を伴う新たな展覧会3DVRのプラットフォームとして美術館などの新たなビジネスモデルを創出していくのではないだろうか。
また今後は、多言語対応の3DVR配信を前提としたインパクトのある展覧会を企画し、日本のアートを世界に発信していきたいとしている。
PR TIMES
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
新進アーティスト支援を目的とした「TERRADA ART AWARD 2025」、2024年11月20日より応募受付を開始
PR TIMES / 2024年11月21日 15時40分
-
プールを展示した経緯は? 金沢21世紀美術館・館長が仕掛けた「常設」で人を集める戦略
PHPオンライン衆知 / 2024年11月15日 11時50分
-
横浜美術館リニューアルオープン記念展「おかえり、ヨコハマ」2025年2月8日(土)-6月2日(月)
PR TIMES / 2024年11月12日 11時30分
-
芸術の秋は美術館・博物館へ行こう! 全国の展覧会情報を検索できるサイト6選
マイナビニュース / 2024年11月9日 6時0分
-
おウチでまったり美術館巡り 「ニコニコ美術館」で京都と石川から展覧会ライブ
OVO [オーヴォ] / 2024年11月4日 12時0分
ランキング
-
1明石家さんま、VTuberになっていた―デビュー配信からホロライブ、にじさんじとコラボした謎の新人「八都宿ねね」の正体に宝鐘マリンらも驚愕
インサイド / 2024年11月22日 10時20分
-
2川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
ねとらぼ / 2024年11月22日 7時30分
-
3Anker製品「最大56%オフ」 Amazon ブラックフライデーで 割引率と製品数は2023年よりもアップ
ITmedia Mobile / 2024年11月22日 7時10分
-
4就活で「無双できる」印象の上げ方 第21回 使うと恥ずかしい「間違い敬語」はまだある!
マイナビニュース / 2024年11月22日 6時9分
-
5猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
ねとらぼ / 2024年11月22日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください