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プレミアム食材も手軽に購入! AI搭載の無人販売機の実証実験スタート

Techable / 2021年1月20日 9時0分

サッポロ不動産開発株式会社が保有するシェア型賃貸住宅「シェビア恵比寿」にて、ゴールデンバーグ株式会社が開発・運営するAI搭載型無人販売機「スマートリテールテクノロジー de GO(スマリテ)」の実証実験を実施中。

在庫管理やリモートプライシングなど多くの機能を搭載した「スマリテ」を設置し、利用状況や販売動向を分析することで、快適な住環境の提供や常設後の運営方法の検証を行っていく。

多機能な無人販売機

まずは「スマリテ」について簡単に説明しておこう。

「スマリテ」を利用するには、専用アプリをダウンロード・ユーザー登録したのち決済アプリとの紐付けを行う。あとは販売機にあるQRコードをスキャンしてショーケースの電子錠を解錠し、商品を取り出すだけ。欲しい商品を取り、ドアを閉めるだけで商品の識別から決済までを自動で実行するという仕組みだ。

主な機能としては、温度監視(HACCP対応)や販売状況・在庫情報のリアルタイム集積、ユーザーの買い物データからの消費動向分析にもとづいた陳列商品の最適化、在庫と賞味期限データにもとづく自動プライスコントロールなど、販売管理から販促までこなす機能を搭載している。

また、無人運営でランニングコストを抑えられるため、良質な製品をより安く販売できることも魅力のひとつ。ほかにも、非対面で購入できることや24時間稼働していることなどさまざまなユーザーニーズを満たす要素を有しているといえるだろう。そして、ユーザーの利便性向上とともに、食品ロスの削減にも一役買いそうだ。

設置環境にあわせた商品ラインナップ

そんな「スマリテ」が試験導入されるのが「シェビア恵比寿」。

同実験では、自動販売機では珍しい生鮮食材や加工食品、コンビニやスーパーでは取り扱いが少ないレトルト食品やおつまみにもなる缶詰など、シェア型賃貸住宅ならではの個食ニーズにあわせた商品やプレミアム食材がラインナップされているようだ。

なかには、農家から直送の野菜5~6種類がミックスされたサラダセットや電子レンジで温めれば食べられる新潟県産の釜炊きご飯など産地や鮮度にこだわった商品もあるという。

今後は、リアルタイムな購入データをもとにユーザーニーズにあったラインナップに変更していくとのこと。

PR TIMES(1)(2)

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