JR九州とグルーヴノーツ、AI×量子コンピュータによる車両運用の最適化検証を開始
Techable / 2021年2月16日 11時0分
九州旅客鉄道株式会社(以下、JR九州)と株式会社グルーヴノーツ(以下、グルーヴノーツ)は、持続的なモビリティサービスの実現に向けて、SaaS活用による「鉄道車両の運用最適化」を検証するプロジェクトを開始した。
量子コンピュータ技術の商用プラットフォーム今回のプロジェクトでは、グルーヴノーツが提供するクラウドプラットフォーム「MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)」を活用し、車両最適化のシミュレーションモデルを構築する。
MAGELLAN BLOCKSは、AIによる機械学習・深層学習と量子コンピュータ技術を用いた、ビッグデータ収集および動向予測の商用サービス。組み合わせ最適化問題を解く手法として量子アニーリングを採用し、物理法則の原理から実問題の解決に向けたプロセスモデルを作成する。
グルーヴノーツは、これまでも同サービスを活用した共同プロジェクトを国内外の企業と実施しており、SaaSによる効率化や生産性の向上に大きく貢献している。
旅客運輸の最適化JR九州の鉄道事業においては、コロナの長期化により抜本的なコスト削減が余儀なくされている。
そこで今回の検証では、利用状況に加えて、車両の検査や清掃などの制約条件を踏まえた車両の運用計画を策定。車両の保有数を削減し、維持費用の抑制および設備投資の合理化をねらう。
検証は、福岡県の若松線・福北ゆたか線を走行する車両を対象に実施。得られた結果をもとに、他路線への拡大や、旅客の需要予測等のプロジェクトも共同で進める予定だという。
PR TIMES(1)(2)
(文・九条ハル)
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