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エレベーター向けメディアを手がける株式会社東京、さらなる事業拡大へ

Techable / 2021年2月17日 10時0分

エレベーターホールサイネージ「東京エレビGO」を手がける株式会社東京は、第三者割当増資により総額3.6億円の資金調達を実施したことを発表。

三菱地所株式会社(以下、三菱地所)がリード投資家、XTech Ventures株式会社(既存投資家)やエンジェル投資家が引受先となっている。

エレベーターホールサイネージ「東京エレビGO」とは?

「東京エレビGO」は、エレベーターホールに展開する「無人コンシェルジュ」サービス。ホールに設置したスマートディスプレイを通じて、さまざまなコンテンツの配信を行える。

Web上でコンテンツ管理ができる手軽さや使いやすいUIに加え、設置にあたって長時間の工事が不要なこともセールスポイント。東京都心部のオフィスビルを中心に、合計600台以上の設置実績があるという。

JVとして立ち上げたspacemotion株式会社の事業もユニーク

株式会社東京と三菱地所がジョイントベンチャーとして立ち上げたspacemotion株式会社の事業も面白い。2019年11月に設立された同社は、プロジェクション型メディア事業「エレシネマ」を展開中だ。

「エレシネマ」は、エレベーター内に映像を投影する形のメディア。ニュースや天気予報、スポンサー広告などのコンテンツ投影を行える。総合不動産サービス事業の株式会社フロンティアハウスが、同メディアを本社ビルに導入していた。

株式会社東京は、エレベーター外・エレベーター内の両面から顧客体験の向上を目指していくとしている。

PR TIMES(株式会社東京)
PR TIMES(株式会社フロンティアハウス)

(文・早川あさひ)

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