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株式会社grabssによる音声通話サービス「THISIS」とは

Techable / 2021年2月19日 12時0分

Zoomを用いたオンラインミーティングやLINEによる音声通話など、インターネット回線を介した通話サービスは私たちにとって身近なものになっている。

今回は、株式会社grabssのユニークな音声通話サービス「THISIS(ディスイズ)」をご紹介したい。

専用URLを公開するだけの手軽さがポイント

「THISIS」は、WebRTCを使った高品質な音声通話サービスだ。

利用者は、電話番号の代わりに専用URL「THISIS ID」を取得。それを公開することにより、アプリで着信を受けられるようになる。携帯電話の番号やLINEアカウントを教えずに済む点がメリットといえるだろう。

発信者はスマートフォンやパソコンのWebブラウザ(SafariやChromeなど)に「THISIS ID」を入力すれば、発信を行える。なお、通話はインターネット回線を介したものになるため、受発信における通話料は発生しない。

公式サイトによれば、ID1つあたりの月額料金は500円(税別)。初期費用は不要、支払い方法はクレジットカードのみとなっている。

本記事執筆時点では資料のダウンロードが行える状態で、間もなくサービスが始まる見込み。一般ユーザーだけでなく、カスタマーセンターや飲食店などにおける活用も想定する。

2.3億円の資金調達を完了

株式会社grabssは今回、岩崎通信機株式会社を引受先とした第三者割当増資などにより、2.3億円の資金調達を完了。増資後の資本金は2億2,786万円(資本準備金含む)となった。

調達した資金は「THISIS」の立ち上げやオンラインチケットサービス「TIGET(チゲット)」のマーケティング施策などに活用し、事業の強化を図っていくとのことだ。

PR TIMES

(文・早川あさひ)

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