南洋理工大の自動運転ロボットは安全に食事を配達する!
Techable / 2021年3月5日 8時0分
シンガポールの南洋理工大学(NTUシンガポール)発のスタートアップWhiz Mobilityは、非接触にて食事を配達する自動運転ロボットを開発した。
「FoodBot」と呼ばれるこの電動四輪ロボットは、2020年6月以来キャンパス内で6000食を超える配達をこなし、最近では近隣の公園まで出向く。
FoodBotの配達は人間の配達員よりも効率的だという。
車載カメラとアルゴリズムによる自律ナビFoodBotによる配達を希望するユーザーは、モバイルアプリから食べ物を注文し、ピックアップする場所を選択。飲食店は食事の準備をして、待機しているFoodBotに注文の品を入れる。ロボットはピックアップポイントに移動して、ユーザーが受け取るという流れだ(FoodBotが自律走行する様子は動画で確認できる)。
FoodBotは50kgまでの荷物が運搬可能で、事前にマッピングされた配送ルートを、時速5kmの安全な速度で移動する。
車載カメラとアルゴリズムにより自律ナビゲート。カメラでキャプチャされた映像はアルゴリズムに送られ、常にパフォーマンスが向上するシステムを採用している。
パーツやソフトはほぼすべて自作安全にキャンパス内を走行する仕組みとして、オペレーターによるカメラのリアルタイム監視も取り入れているようだ。オペレーターは必要に応じてロボットの動きを制御できる。
Whiz Mobilityの食品配達市場への参入は2019年12月。新型コロナの感染拡大に伴い、食事の配達が求められるようになったことから、昨年4月に最初の配達ロボットを制作した。その後配達ロボット5台体制に拡大している。
3Dプリント部品から回路基板までロボットのパーツはほぼすべて自前で用意。ロボット自体のソフトウェアや管理ソフトウェア、およびアルゴリズムも自作した。
Whiz Mobilityは現在、企業との協業を検討しており、配達サービスを非食品パートナーにまで拡大していく考えだ。
参照元:NTU Singapore student start-up builds robots for pandemic-proof delivery/ Nanyang Technological University
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
NTT、人手不足のバス路線をテクノロジーで救う 名古屋で実証開始、来年には首都圏でもテスト
東洋経済オンライン / 2024年11月20日 10時0分
-
吉野家、出前館、パナソニックHDが自動搬送ロボットによるフードデリバリーサービス実証を実施
PR TIMES / 2024年11月15日 16時45分
-
Uber Eatsのデリバリーロボット、初の夜間配達が可能に…大阪でサービス開始
レスポンス / 2024年11月14日 13時30分
-
Uber Eats、大阪市でデリバリーロボットによる配達サービスを開始
PR TIMES / 2024年11月13日 16時45分
-
マップフォー、株式会社イメージワンと販売代理店契約を締結
PR TIMES / 2024年10月30日 18時40分
ランキング
-
1【最新】Wi-Fiルーターだけはいいものを買え、今ならこれでキマリだ
ASCII.jp / 2024年11月23日 17時0分
-
2Switchで遊べるヴァンサバ系ゲーム5選!強化しまくって大量の敵を一掃する「俺TUEEE!」が超気持ちいい
インサイド / 2024年11月23日 15時0分
-
3普段は塩対応の柴犬に大好きな人が会いに来たら……? 別犬のような喜び方が270万再生を突破「お散歩ってワードにも、それで頼む」
ねとらぼ / 2024年11月23日 7時0分
-
4プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
ねとらぼ / 2024年11月20日 22時0分
-
5「しぬwww」「怖すぎ」 かわいいカメを“絵文字ミックス”したら…… 爆誕した“バケモノ”が2200万表示 衝撃ビジュアルに「笑いすぎて涙」
ねとらぼ / 2024年11月23日 20時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください