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Limeの電動自転車の使用済みバッテリーをBluetoothスピーカーとして再活用!

Techable / 2021年3月5日 11時30分

車やバス、バイクなどあらゆる乗り物が電動化されつつある。二酸化炭素を排出せず地球に優しいとあっていずれは電動に全面移行することが見込まれるが、問題もある。不要となった車両のバッテリーをどうするかだ。

実は、バッテリーは本来の目的としての役目は終えても、まだ使える状態であることがほとんどだ。そこで、自転車シェアリングのLimeは使用済みバッテリーを再活用するプロジェクトを発表した。「第2の人生」はポータブルBluetoothスピーカーだ。

ケースは再生プラ

このプロジェクトは持続可能性を追求している英国のデザイン会社Gomiとのタイアップ。使用されているバッテリーはLimeの損傷した初代自転車から取り除かれたもので、きれいにしてから容量をチェックし、スピーカーに再利用されている。

ケースも100%リサイクルされたプラスティックを使用しているという力の入れよう。スピーカーはポータプルサイズで、重さ800グラムだ。

20時間連続使用

「お古」のバッテリーの性能を心配する人もいるかもしれないが、スピーカーは20時間連続使用できるとのこと。そしてUSB-C経由で2時間で急速充電が可能だ。

また、肝心の音質はというと、搭載する25Wネオジウムドライバーやベースラディエーターのおかげでパワフルな低音が楽しめる。Bluetoothを介してスピーカー2台をつなげてステレオとして使用することも可能だ。

今回の2社の提携ではLimeがバッテリー1000個を提供し、Gomiがスピーカーに変身させたものをクラウドファンディングサイトKickatarterで展開する。記事執筆時点の出資額は129ポンド(約1万9000円)〜となっている。出資は4月1日まで受け付け、今年11月にも発送される見込みだ。

Lime

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