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次世代の従業員エンゲージメント・プラットフォームCentrical

Techable / 2021年3月16日 6時0分

Centricalは、テレワークが増えた中でも、従業員が組織に属している感覚を覚え、生産性を高めるためのサービスを開発した。ゲーミフィケーションを含めた組織づくり、個別のミニ研修、リアルタイムのパフォーマンス評価などが提供されている。

従業員とのつながりを強め、離職率を下げる

Centricalは、企業で働く人々のパフォーマンスを高め、管理者に意味のある情報を伝えることをビジョンとして2013年に創業された。人工知能を活用し、データに基づいたコーチングの機能を開発し、従業員ごとに最適化されたアクションをとり、成果を向上させるのを支援する。

ゲーミフィケーションの機能は、従業員ひとりひとりが達成した仕事やチームのための活動を認められ、離職率の低下や燃え尽き症候群の減少につなげるのが目的だ。また、従業員のスキルを評価し、足りないものは、一日当たり数分で学べるような短尺の研修で補えるよう助ける。

生産性向上や知識の習得・活用で成果

同社のサービスを導入したマイクロソフト社のコールセンターでは、非生産的な時間が12%削減され、また、89%の従業員が新しい知識を学び、それを実務に適用したと報告された。また、携帯電話小売りのCellular Salesで得られた成果は、Centricalの導入後、53%の売り上げの増加だ。

Centricalは2020年に、ユーザー数を6倍に増加させた。コロナ禍では、働く場所よりも、従業員とのつながりが重要になり、従業員を支援するプラットフォームの有用性が高まっている。Centricalは2021年3月に3200万ドルの資金調達を行い、今後のさらなる発展が期待されている。

Centrical

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