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広島にて、5GやVRを活用した「遠隔バスケットボール教室」を実施

Techable / 2021年3月25日 9時0分

広島テレビ放送株式会社、株式会社NTTドコモ 中国支社、株式会社広島ドラゴンフライズ、株式会社エネルギア・コミュニケーションズ、株式会社ビーライズ、富士通株式会社、株式会社モルテンの7社は、広島テレビホールとドコモ中国支社を5Gでつなぎ、VRコンテンツなどを活用した「遠隔バスケットボール教室」の実証を2021年3月18日に実施した。

VRコンテンツやライブカメラで指導

同実証では、広島ドラゴンフライズの浦社長と岡崎GMがドコモ中国支社から広島テレビホールにいる参加者に対して技術指導を行った。

5GとdOIC(ドコモオープンイノベーションクラウド)を活用したMEC技術で低遅延の映像・音声伝送を実現し、プロ選手目線のVR指導コンテンツ提供や4K360度ライブカメラでの指導を実施。また、教室実施の様子をストリーミング配信し、家族などが参加者の様子を見学でき、アーカイブで参加者がのちに自身の動きや指導内容を復習できる環境を構築した。

実証の背景

同実験は、広島県におけるバスケットボール教室のほとんどが広島市や廿日市市などの都市部に集中し、山間部や島しょ部での受講が難しいという背景のもと、遠隔地におけるスポーツ指導格差の解消を目的に実施されたものだ。

また、2016年に全国ワースト1位と発表された女性の健康寿命を地域課題ととらえ、プレイヤーの女性比率が野球やサッカーに比べて非常に高いことと、2020年度の広島ドラゴンフライズB1昇格によるバスケ熱の高まりを鑑み、バスケットボールを実証対象としたとのこと。

広島県では、広島テレビ放送株式会社を代表企業とするバーチャルワールド広島コンソーシアムにより、2021年2月に「バーチャルワールド広島」がオープンしている。ここでは、広島ドラゴンフライズ・広島東洋カープ・サンフレッチェ広島の専用ルームが構築され、広島が有するスポーツチームを盛り上げているようだ。テクノロジーを活用してスポーツシーンを盛り上げる広島県の取り組みはなかなかおもしろい。

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