東京建物とNearMe、八重洲・日本橋・京橋エリアを中心に2つの都心型MaaSを検証
Techable / 2021年3月27日 11時0分
東京建物株式会社、株式会社東京建物アメニティサポート、株式会社NearMe(ニアミー)の3社は、八重洲・日本橋・京橋エリアおよび東京湾岸エリアにて、ニアミーのオンデマンド型シャトルサービス「スマートシャトル」を活用した2つの都心型MaaSの実証実験を実施する。
通勤にも、買い物にもニアミーが提供中の「スマートシャトル」は、独自のAIで同乗者をマッチングし、最適なルートで各利用者をピックアップ、目的地まで送り届けるというサービスだ。
同実験のひとつは、東京スクエアガーデン・東京建物日本橋ビル・大手町タワーのテナント企業の従業員が対象。2021年3月22日~4月16日までの平日7:00~19:00の間で東京23区内を発着点とする移動に「スマートシャトル」が活用される。
もうひとつは、東京建物が運営する「Brillia Mare 有明TOWER&GARDEN」および「Brillia 有明SkyTower」の居住者のうち事前登録した100名が対象(成人のみ)。こちらは、2021年4月5日~5月9日の7:00~19:00の間で江東区・中央区・千代田区・港区を発着点とする移動に「スマートシャトル」を活用するという。
いずれも、期間中の乗車は無料だが、乗車には前日18時までのオンラインによる事前予約が必要とのこと。
実験の背景東京建物グループとニアミーは、2020年6月に東京建物社員を対象とした「スマートシャトル」の実証実験を実施している。その結果を踏まえ、「スマートシャトル」での移動が一定の価値を生み、エリア全体の価値向上にもつながると見込み、今回の実験に踏み切ったようだ。
同実験では、東京都心の大企業など法人・ワーカーおよび住民が抱える通勤・移動の課題に対し、「スマートシャトル」活用の移動がもたらす効果検証と課題抽出ならびに市場調査を行う。
このたび対象となっている八重洲・日本橋・京橋エリアは、国内有数のビジネス地区であるとともに今後の発展にも期待されている場所だ。また、令和2年度の東京都のイノベーション・エコシステム形成促進支援事業「認定地域別協議会」の認定を受けたエリアでもあり、国内外のスタートアップと既存企業の連携により自律的・持続的なイノベーションを生み出すエコシステムの形成・発展を目指している。
「スマートシャトル」を提供したニアミーについては、Techable(テッカブル)でもたびたび取り上げてきた。「エアポートシャトル」や「ゴルフシャトル」などこれまでの取り組みに興味ある方はこちらから(インタビュー記事あり)。
PR TIMES(東京建物株式会社)
PR TIMES(株式会社NearMe)
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