日本でも導入可能!? スコットランドの離島に潮力発電を活用したEVチャージャー登場
Techable / 2021年3月28日 13時30分
英国スコットランドの電力会社Nova Innovationは、スコットランド・シェトランド諸島の島に潮力発電の電気を活用した初の電気自動車(EV)チャージャーを設置したと発表した。
自然豊かな島の環境をクリーンに保つために、二酸化炭素を排出しないEVの電気を比較的珍しい潮力発電による再生可能エネルギーで賄うという先進的な取り組みで、周囲を海に囲まれた日本にとって参考になりそうだ。
潮の干満を活用した再生エネEVチャージャーが設置されたのはシェトランド諸島のイェル島。Nova Innovationはシェトランド諸島で5年以上前から自社開発の潮力発電設備を設置して送電網に接続し、住宅や事業所に給電している。
潮力発電は潮の干満をエネルギーにタービンを回して発電するという、風力や太陽光と同じく環境負荷の少ない発電方法だ。
シェトランド諸島での潮力発電では現在100kWのタービン4つが設置されていて、今回のチャージャーはその設備で発電された電気を活用している。
Tesla車を1時間で充電チャージャーはスコットランド政府が所有するEV充電ネットワークChargePlace Scotlandが運営する。Nova Innovationによると、Teslaの50kWhバッテリー2つを1時間で充電できるという。
近年、気候変動を背景に脱炭素の動きが加速し、EVも再生エネ発電も世界中で徐々に浸透しつつある。ただ、EV充電に使う電気が化石燃料を使った発電によるものでは元も子もなく、そうした意味でNova Innovationの今回の取り組みは理想形といえる。
ちなみに、同社はTesla社の蓄電バッテリーも活用して安定した電力供給に努めて、シェトランド諸島は再生エネをフル活用した先行例として他国の参考になりそうだ。
Nova Innovation
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
Shizen Connect、仮想発電所の社会実装のため大手電力3社を含む計8社と資本業務提携契約を締結
PR TIMES / 2024年7月10日 16時40分
-
「発電余剰電力融通型オンサイトPPA」運用開始
PR TIMES / 2024年7月4日 17時15分
-
「発電余剰電力融通型オンサイトPPA」運用開始
PR TIMES / 2024年7月4日 17時15分
-
「発電余剰電力融通型オンサイトPPA」運用開始
PR TIMES / 2024年7月4日 17時15分
-
日精ホールディングスグループのサステナビリティ経営の加速に向け三菱HCキャピタルグループとの間で再生可能エネルギーの活用に関する契約を締結
PR TIMES / 2024年6月24日 12時45分
ランキング
-
1「マジかw」「すごいことなってる」 お笑い芸人が米オーディション番組で日本人初快挙を遂げる
ねとらぼ / 2024年7月17日 16時9分
-
2「笑み男」の正体はあの名作ADV!35年ぶりのシリーズ完全新作『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』8月29日発売決定
インサイド / 2024年7月17日 22時41分
-
3「絶対みんなでやりたかった」 30年ぶりの新作「らんま1/2」“異例の声優続投”に大きな反響 林原めぐみ「業界でも奇跡」
ねとらぼ / 2024年7月17日 19時34分
-
4グーグル「Chrome」深刻度“高”の脆弱性10件に対応するアップデート
ASCII.jp / 2024年7月17日 13時0分
-
5楽天モバイル、「留守番電話」と「割込通話」を有料化へ 12月1日から
ITmedia NEWS / 2024年7月17日 17時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)