家庭のエネルギーをアプリで見える化! 東電グループ開発の「econowa」とは
Techable / 2021年4月4日 7時0分
再生可能エネルギーなどの自家発電を利用する人にとって、便利なアプリが登場した。東京電力グループの株式会社エナジーゲートウェイは、インフォメティス株式会社と家庭のエネルギー管理を見える化するアプリ「econowa(エコノワ)」を共同開発した。
家庭のエネルギーを見える化「econowa」は、インフォメティス社製の電力センサーを設置している家庭で利用可能なスマートフォンアプリだ。太陽光発電や蓄電池の充電・放電、家電による電気の使用などといった、「家庭におけるエネルギーの流れ」をわかりやすく表示できる。また、「家電のつけっぱなし」「電気の使いすぎ」などの通知機能や、「気象警報」などの防災機能も搭載しているという。
エナジーゲートウェイ社によると、昨今の再生可能エネルギーの普及を受け、発電・蓄電・消費といった家庭の電気の流れを一元管理するニーズが高まっている。これを受け、太陽光発電機器や蓄電器を販売した事業者が、ユーザーにアプリを通じてコミュニケーションを取ることができるスマホアプリ「econowa」の開発に至ったという。
「econowa」の特徴は、発電・消費・蓄電といった電気の流れをわかりやすく表示させることができる。また、消費した電気は時間ごと・家電ごとに電気料金がわかるため節電も可能だ。対応家電は冷蔵庫、エアコン、炊飯器、電子レンジ、洗濯機などにおよぶ。
万が一の事態にも対応また、防災機能が搭載されている点も見逃せない。例えば、気象警報発令時には、停電に備えた蓄電池の残量や家電の電源を切ることによる延長可能時間を表示させられる(対応機器が必要)。これらは「万が一の事態」が発生した時に重宝する機能だろう。
さらに「econowa」は、同社の「蓄電池AI最適制御システム」と連携することが可能だ。このシステムは、電力センサーから集積した詳細な電力データをもとに、AIアルゴリズムを用いて家庭の太陽光発電量と電力消費量を高精度に予測。このデータをもとに家庭で契約している売買電の料金に応じて自家消費を最大化しながら、電気料金の最適化を行うという。つまり、「econowa」で自動制御された蓄電池の状況を見える化させられるというわけだ。
ステイホームの時代のなか、効率的な電力の使用はこれまで以上に重要な要素になりつつある。スマホアプリで気軽にエネルギーを見える化できる「econowa」は、今後広く普及していくかもしれない。
PR TIMES
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