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安心・安全で魅力的な街づくりに向けた、ICT機能搭載の街路灯の実証実験

Techable / 2021年5月3日 9時0分

株式会社Secual、NECネッツエスアイ株式会社、株式会社ギガプライズ、TOY BOX 信州スカイパークサービスセンターは、2021年4月~2022年3月の期間、信州スカイパークにてICT機能を搭載した街路灯「Secual Smart Pole (セキュアルスマートポール)」を活用した実証実験を実施します。

同街路灯から得られるさまざまなデータを収集・分析・検証することで、来園者の安心・安全の確保と満足度向上および管理業務の効率化を推進するとのことです。

実験の概要

同実験では、長野県松本平広域公園(信州スカイパーク)内のサンプロアルウィン周辺に街路灯を設置。街路灯に搭載しているネットワークカメラで園内の状況をリアルタイムに把握します。

その映像からAIによる侵入検知・滞留分析・属性分析を行い公園内の防犯対策を強化。同時に、混雑状態を検知し、園内の安心・安全を確保します。このカメラ映像により、広範囲な遠隔監視ができるため、管理業務の効率化も期待されているようです。

また、照明の色を天候・季節・時間帯・開催イベントなどに応じて変更し、来園者が五感で楽しめる環境を提供するとともに、無線アクセスポイントによるフリーWi-Fiを設置するなど来園者の満足度向上を図ります。

多機能な「Secual Smart Pole」

このたび設置される街路灯「Secual Smart Pole」は、Secualと積水化学工業株式会社が共同開発し、2020年3月に提供を開始した製品です。「防犯・防災・見守り機能を搭載した次世代街灯」と謳われている通り、さまざまな機能で地域の安心・安全をサポートしていきます。

内蔵されたカメラでの異常検知と録画、管理者への通知機能のほか、このたびの実験では活用されていませんが、見守りタグの居場所を検知し、管理者や家族に通知するという機能も搭載。子どもや高齢者の見守りに心強い味方となりそうです。また、気象庁の災害情報と連動して警報発令時などに照明を変更することも可能。もちろん、同実験のように街のお祭りなどに応じて色を変えることもできます。

今後は、防災無線などを流せるスピーカーや災害時給電・EV給電ができる蓄電池などを搭載予定。住宅地やテーマパーク、商業施設など幅広く提供していきたいとのことです。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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