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シューズも作れる? 世界初の3Dプリンター「Cambrian」がクラファンに登場

Techable / 2021年5月7日 11時0分

高品質なラバー素材対応の3Dプリンター「Cambrian」が、GREEN FUNDINGにて先行予約販売を行っています。販売会社のホープトレーディング合同会社によると、シューズまで作ることが可能。「3Dプリンターでこんなものまで作れるようになったのか」と、思わずワクワクさせられます。

車のタイヤと同等の硬度

Cambrianは、熱可塑性ゴム(TPR)での造形に対応したFDM方式の3Dプリンター。TPRとはThermoplastic Rubberの略で、プラスチックとゴムの中間の性質を持ち、ゴムのように軟らかくプラスチックのように簡単に加工ができる素材です。販売会社のホープトレーディング合同会社によると「様々なモデルの造形が可能で、世界で初めて車のタイヤと同等の硬度50A~70Aで、復元率50%以上の特性を持つTPRを用いて高品質で実用的な製品をプリントすることに成功しました」と話しています。

Cambrianの大きな特徴は、TPRフィラメント用の2.85mmプリンターヘッドと、一般的なフィラメントに使う1.75mmプリンターヘッドの2種類を標準搭載している点です。固定したプレートに対してノズルから材料を押し出すことで、立体モデルを造形していく造形方法であるFDM方式は、「ランニングコストが安い」「大型モデルの造形が可能」「多種多様な素材が使える」などの点で評価されています。その一方で、この方式を利用する3Dプリンターでは、プリント中に弾性材料がノズルに詰まる可能性が高いため、ゴム状のフィラメントでプリントするのは容易でありません。

ノズル詰まりを回避する特別設計

Cambrianの場合は2.85mmプリンターヘッドを使うことにより、ノズル詰まりを回避するよう特別に設計。これにより、シューズ、ボールなどのゴム製品や弾力性と復元性を必要とする部品の造形がユーザーの思うがままに実現するというわけです。またTPRの他にも、PLA、ABS、TPE、TPUなど、一般的なフィラメント使っての高品質な造形が可能な点も見逃せません。

ケーブルが表に出ないすっきりしたデザインや、筐体の耐久性を高めたことにより、正確で精緻なプリント動作を実現するなど、様々なメリットを持つ3DプリンターCambrian。造形物の反りや歪みを防止・脱着も容易 TMC2225を装着し、静かで高速、正確なプリントが可能な点も含め、世界初の機能を備えた3DプリンターCambrianには注目です。

PR TIMES
GREEN FUNDING

(文・Takeuchi)

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