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会員型コワーキング「point 0 marunouchi」にてベンチ型サウンドアートの実証実験

Techable / 2021年5月23日 13時0分

ソニフィデア合同会社は、業務用音響機器メーカーのTOA株式会社と共同で、会員型コワーキングスペース「point 0 marunouchi」にて「ベンチ型サウンドアート」の実証実験を開始しました。

手の動きに反応して音を生成

ソニフィデアは、ドイツを拠点としてグローバルに活躍する音響空間作家・及川潤耶氏が立ち上げた企業。そんな同社の特許技術を活用した音響生成装置および特殊スピーカー「サウンドディフューズスピーカー」を内蔵した「ベンチ型サウンドアート」が「point 0 marunouchi」に導入されました。

「ベンチ型サウンドアート」では、センサーとなる貝に手をかざし動いたり止まったりすることで立体的な音を生成することができます。これにより、音の介在によるイノベーティブな思考・議論の促進や人の集い・つながりの加速といった効果が期待できるようです。同実験は6ヶ月間実施し、利用者アンケートを実施予定。

さまざまな空間コンテンツ

「point 0 marunouchi」は、空間データの協創プラットフォーム「CRESNECT」の第1弾プロジェクトとして2019年7月にオープンしました。総席数220席を有し、個室・月額会費は105,000円~、自由席・都度利用は15分250円~となっています。

このプロジェクトには、TOAの他、ダイキン工業株式会社、株式会社オカムラ、パナソニック株式会社、ライオン株式会社、TOTO株式会社、株式会社MYCITY、アサヒビール株式会社、株式会社丹青社などが参画。各社の最新技術やノウハウを活用し、さまざまな空間コンテンツを導入しています。

例えば、開業と同時に、オープンスペースでのノイズをマスキングし、リラックスしながら集中できるBGMを流したり、会議室では、会議中の音声分析に基づいた最適な香り(リフレッシュなど)を噴霧したり、集中ブースでは、センシング技術を活用した個人に合った空調・照明・香りを調整したりできる空間コンテンツの実証実験を実施しました。

2021年には、日本のコワーキングオフィスとしては初の「WELL認証」を取得。働く人の動きや生体情報、設置機器などの運転データを収集・分析し、コンテンツの高度化や新しいサービスの創出、心身ともにより快適なオフィス空間の創造実現に取り組んでいます。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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