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テキスト報告を削減! 最短10秒で共有できるビデオメッセージツール「recit」

Techable / 2021年5月26日 11時0分

新型コロナウイルスをきっかけに企業でのテレワークが進む昨今、社内外でのコミュニケーションはテキストベースのものも増え、コミュニケーション不足や業務の効率低下が課題となっているようです。

そんな中hachidori株式会社は、撮影終了後最短10秒でシェアできるビデオメッセージツール「recit(レキット)」を正式リリースしました。簡単な操作で撮影・編集ができる「recit」により、会議の事前共有事項やカスタマーサポートなどを動画に置き換えることが可能となるといいます。

簡単に撮影・編集・シェアできる

「recit」は、Google Chromeの拡張機能で追加できるため、アプリやソフトのダウンロードは不要。撮影は3クリックで完了し、その後約10秒で動画をシェアすることができます。AIの自動文字起こしを搭載していることや、初心者でも簡単にトリミングなどの編集ができることも大きなポイントでしょう。動画の中のピンポイント位置にコメントを付けたり、撮影者の表情を映したりと、よりわかりやすい情報のやり取りができます。

また、動画の配信者は「分析機能」により、動画が視聴状況などを分析し、次回の動画配信に活用することができるのも特徴。さらに、アンケート機能やセクション、リンクなどの機能も充実しています。

「recit」で配信される動画はリンクを知っている人だけが視聴できる形式ですが、動画へのパスワードや視聴できるメールアドレスの制限などでさらにセキュリティに配慮することもできるようです。

今後は、あらゆるビデオを高速でシェアし、リンクでの共有の他、ウェブサイトへの埋め込みなどにも対応するなど対外向けのシェア機能を強化することで、動画コミュニケーションの総合プラットフォームを目指すといいます。

導入事例

「recit」は、2021年2月にβ版を公開し、60を超える事業会社や医療機関、教育機関にて利用されてきました。その1社であるマネーフォワードシンカ株式会社では、週次の定例ミーティングの報告事項を録画して、クライアントの状況報告の事前共有に使っているようです。これにより、実際の会議では前置きを短くし、ディスカッションや雑談などのコミュニケーションに時間を使えるようになったといいます。

このように会議や研修、フィードバックなどの社内利用だけではなく、プロダクトの不具合報告やカスタマーサポートなどにも利用されているようです。特に、商品説明などを含むカスタマサポートでは、テキストで回答するよりも動画で説明するほうが相互の情報のやり取りがスムーズになるといいます。

「recit」の1アカウントの利用料金は、動画本数5本・分数15分の「Basic」なら無料。本数20本・分数60分・HD動画・動画編集機能が付いた「Personal」なら月額1,000円、「Personal」のすべての機能にチーム共有機能や分析機能、セキュリティ機能が付いた「Team」なら月額1,500円です。この他、利用料金は要問い合わせの「Enterprise」や年払いプランもありました。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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